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プラモデルは今も品薄なのか(2023年3月)

趣味でガンプラを作っていますが、組み立てるプラモデルは近隣の店舗で購入しています。
一部のプラモデルで買占めや、高額転売が横行する以前からこの趣味をしている身としてはプラモデルは随分購入しづらくなったと感じています。

その昔はガンプラ売り場には多岐に渡るガンプラが数個の在庫があり、新製品は棚にたくさん在庫があり、店を数件当たれば欲しいものは手に入るような状況でした。

そんな過去の事を「昔は良かった」と語りたいわけではなく、最近のプラモデルの再生産スピードは非常に速くなったと感じます。個人の体感なので全くあてにならない情報ですが、即売り切れたような人気商品であれば1年前後には再販されていると感じます。

これを新製品や通販限定商品を出しながら行っているので、プラモデルの生産スピードはそれこそ「良かったと感じるような昔」よりもはるかに速いと考えられます。

特にそれを体感したのが「水星の魔女」シリーズのガンプラでした。アニメ放送開始直後くらいであれば「発売日であれば夕方でも買える」という状況でした。
アニメ放送中の全盛期では「発売日でも夕方にはもう在庫がない」というような品薄状態となりました。
そして今、season1の放送を終え、season2放送前のこの期間で、放送中に発売したガンプラは一度以上再販されていると思われます。
私に限って言えば、水星の魔女で欲しかったガンプラは一通り購入するチャンスに恵まれました。

メーカー、店舗ともにプラモデルに関しての転売対策は数年前よりずいぶん進みました。
今でも「いろんなプラモデルが常にある状態」という訳ではなく、売り場が「再販品一色になる状態」で、欲しいものがいつでも手に入る状態ではありませんが、一時期の品薄状況から改善傾向にあると私は感じています。

品薄と高額転売が横行していた時は正直「ほしいプラモ買えないのおもしろくないし、そのせいで趣味でもイライラするの嫌だから他の趣味をさがそうか」と考えていましたし、新製品にも興味を失いつつありました。
しかし、今の状況ならば「発売日に買い逃してもそのうち再販されるし気長に待とう」と思えるような程度に安心感のある生産がなされています。

品薄を機にプラモデルから離れた方がこの記事を読んでくれたなら、ぜひ良くいくお店のプラモデル売り場にどんなアイテムがあるか見て欲しいと思います。同じお店にこまめに足を運んでいるとメーカーごとの再販状況を肌で感じる事ができます。単純に最新のプラモデルほど作りが精巧になり、作っていて楽しいので、またプラモデルを楽しんでもらえればと思っています。

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