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迷いと決断 ~過去の清算とこれから~

こんにちは。

ポーランドに戻って来て一ヶ月が経ち、あっという間にもう二月も終わりかけです。

この一ヶ月間上手くいかないことの連続でした。

一つでも上のカテゴリーに行くためにどうしたら良いのか

限られた選択肢の中で自分の希望に向かうにはどうするのがベストなのか

何かを犠牲にしなければならない状況で

何を犠牲にしたら一番良いのか

それが全く分からなかったが故に

決断が出来ず徒に時間が過ぎていきました。

それでも可能な限りを尽くして自分なりにもがきました。

けれど結果的に上のカテゴリーはおろか

同カテゴリーの別のクラブへの移籍さえかないませんでした。






何を言っても結果が全ての世界です。

自分は30歳を目前にしてプロのカテゴリーでプレーしているわけではありませんし

過去にプロの経歴があるわけでもありません。

同い年でサッカーの世界で名を売る人間もいれば

環境を変えて実力で大成している人間もいます。

そんな情報を得れば得るほど

自分が本当に欲しい物は何なのだろうかと

これ以上自分がフットボールを続ける意味はあるのだろうかと

実力も経歴も無い自分はもう退くべきなのではないか

この一ヶ月ずっとその答えを探していました。

帰って来てたったの一ヶ月で選手活動を辞めることを考えました。

もう辞めてしまおう

「運も実力のうち」

自分でやれることは全てやったからもう良いかな

と思う自分がいました。

素直に受け入れられれば楽になれるのでしょう。

けれど受け入れようと努力をすることでしか

この現状をこの感情を受け入れられない

自分の気持ちを整理しようと

言語化しようとすればするほど

悔しさと情けなさで涙が込み上げてきました。

それはまだ悔いが残っていて、仮に退いたとしても

自分の感情を的確に表現する言葉を探し続け

後悔している自分を無理矢理納得させる

自分に嘘をつき続けて生きるような気がしてならない

だからこそこの想いを抱きながらも

フットボールに未練を残さないためにも現役続行を決めました。






自分は自分、他人は他人。

分かっていながらも情けなさと恥ずかしさが入り混じり

これまでの自分の行いや発言の責任を取らなければならない状況になりました。

何を言っても手遅れで過去を変えることは出来ません。

だからこそこの過去を清算し納得して進むためにも

前のクラブに戻る決断に至りました。

住む場所も仕事も含めて

先のことは何一つ決まっていません。

何とかなると言い聞かせながら行ってきます。





“The sky is the limit”

ではまた

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