【映画感想 #3】『死霊館』 ジェームズ・ワン監督
アメリカで非常に有名な超常現象研究家のウォーレン夫妻が、1971年に実際に体験した衝撃の実話をベースに描かれる物語
"実話をベースにした物語"
この1文が大好きです。
今作から始まる『死霊館』シリーズ。
このシリーズは追っていきたいと思わせてくれる作品だった。
やはりホラー作品としてしっかり怖かったというのが大きい。
そしてグロ要素が少ないのも個人的には良い点だった。
舞台となる家は不気味さが滲み出ており、木の床やドアの軋む音が1971年という時代背景もあって、よりリアルに感じ恐怖心が煽られる。
この家で実際に恐怖体験をするのはペロン一家。
ペロン一家には5人の娘がいる。
上は高校生ぐらいから、1番下の妹は幼稚園生ぐらいだろうか。
家族で荷解き中に偶然地下室を発見した時、僕の中で始まりの合図が鳴った気がした。
次の日から家中の時計は同じ時間で止まり、奥さんの体には謎の痣が現れる。
1番下の娘は見たことのない古ぼけたオルゴールを持ち、見えないお友達と喋っている。
異変は日毎に増し
精神的に追い込まれていく一家。
この作品はホラー演出の緩急の付け方が大好きなポイントでした。
じわじわと攻める恐怖と、スピードと力技で恐怖を与える演出のバランスが抜群に好きです。
ホラー映画としての恐怖を存分に味わえる作品であることは間違いないです!
"ビックリ"させればホラー映画として成立してしまうのはどうかと思っている僕にとって、その"演出"が少ないのも好きなポイントです!
冒頭いきなり出てきた"アナベル"の物語も近々視聴したいと思います。
『死霊館ユニバース』
現時点で7作。
楽しみが尽きない笑
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