島の森づくり@草地家_20220626
本日の山歩きではじめての植物はシオデ
山菜、山アスパラともいわれる。
これだけ大きくなってしまっているので山菜として食する時期が過ぎてしまっているけど、美味しいみたいです。
イラクサ目イラクサ科の多年草植物
茎の植物繊維から糸を紡いで布を織ったとされています。
カタチが似ているものの分類としてノグルミとニワウルシの葉っぱを比べています。ニワウルシの葉っぱを皆で嗅いでみたところナッツのような香ばしい香りがしました。
またヒメガマとガマも同じガマ科ですが、ヒメガマは穂先に雌花群がつきその下に雄花群がつ雌花群と雄花群は少し離れています。
一方、ガマは穂先に黄色い花粉をまき散らす雄花穂、下に雌花穂があって雌雄花穂はつながっています。
ガマ・ヒメガマともに雄花穂の花粉が漢方薬になるようで、古事記に登場する「因幡の白兎」が毛皮をはぎ取られた際に、大国主命が「ガマの穂を塗るとよい」と言われましたが、ここでいう「ガマの穂」は、おそらくヒメガマの花粉のようで、ヒメガマの花粉は漢方薬「蒲黄」として、止血剤に使われるそうです。
今月の植物はコマツナギ、カラスビシャク、真竹です。
和名は「駒繋ぎ」という意味で、茎が丈夫で馬をつなぎとめることができるという説などがあります。
日本の分布は人為的なものと考えられ、中国から古くに帰化した史前帰化植物と考えられています。根茎の皮のコルク層を除いて乾燥させたものは、半夏(はんげ)という生薬。
真竹(画像なし)
今調度マダケの稈鞘(タケノカワ)を採取するにはいい時期です。無毛で柔軟性に富む等の性質からおにぎりを包んだりします。
今回の参加メンバーが香りや食に携わる方がいたので、ハーブや植物の香りなどをテーマに散策しました。
ハーブティーになるカキドオシやお茶にするアマチャヅル、赤い染料を根から採取できるアカネなどが自生しています。
今月で調度2年目を迎えるので森歩きで出会った植物を採取して観察してみようとヤブコウジのちいさな苗を植木鉢に植えました。
ヤブコウジはお正月に赤い実をつける十両です。
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