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腰痛の原因

腰痛の原因は、体の不調ではなかった。
不安・恐怖・罪悪感が腰の痛みを引き起こしていた。
なぜわかったかというと、それらが解消された途端に治ったからだ。

5年くらいに一度ギックリ腰をやって以降、時々腰が痛くなることはあった。
しかしここまでひどいのは初めてだった。

予測なく激痛が走る。
どの動きに反応して痛みが出るのかがわからないから動くのが怖い。

痛くて屈めないから靴下が履けない。
椅子に5分でも座ろうもんなら、もう立ち上がれない。
いつもの歩幅で歩けない。
徒歩5分のはずが、15分かかる。

私は今の仕事を辞め、転職する。
なのに日常生活もままならないなんて大丈夫だろうか…。

最終出勤日は8月末だというのに、もろもろの理由で、一緒に働くメンバーにはお盆が過ぎるまでそのことを言ってはいけないことになっていた。

転職すると決めてから彼らに話すまでの二ヶ月間、ずっと思い悩んでいた。

どう話せばいいんだろう。
私が抜けることで、みんなが大変になる。
いろんな感情をぶつけられるかもしれないな。

しかし予想に反して、彼らの反応はあたたかかった。

そして気づいた。
あれ、腰が痛くない。

やっぱり〜〜〜〜!

普段元気に動いている人が腰が痛いと言う時は、イレギュラーが発生して仕事が大変そうだったりする。

私の父も仕事を勤めている間は時々腰が痛いと言っていたが、退職したら一切言わなくなった。

だから腰痛の原因ってストレスなのかなと薄々思ってはいたのだけれど、こんなにわかりやすいなんて!

心と体は繋がっている。
それを身を持って知った。






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