ただの日記5
ここ最近、考え事が多くていっぱいいっぱいだった。
少し疲れたら、お墓参りに行くといいとだれかが言っていたから、おじいちゃんがいるお寺のお参りに行ってきた。
もともと行く予定はしてなかったけど、その日の朝は、梅雨の中休みだったらしく気持ちいい快晴でさわやかな風が吹いていて、ふと「行こう」という気持ちになった。
夕方から仕事だったので、朝早くから家を出て、実家近くまで一時間半かけて行ってきた
最寄り駅に降りた、お寺まで徒歩で向かう
店とか駅とかは年月とともには少しずつきれいになっているけど、雰囲気とか感じるものはなにも変わらずほっとできる場所だった
歩いていく、見慣れた町並み、変わらない風景
やっぱりなにも変わらない
お寺に着いて、一礼して、手を洗って、大きな仏様に挨拶して、線香を買って、線香に火をつけて、おじいちゃんの仏様に挨拶をする。
おじいちゃんの仏様を見たら、なんかじーんときて泣いてしまいそうになった。
その気持ちのまま手を合わせて挨拶
「元気ですか?私は元気です。こっちはいろいろあるけど家族みんなとりあえず元気だよ。なかなか会いに来なくてごめんね」
挨拶したあと、いつもならすっきりした気持ちで帰れるのにその日はなんだかさみしかったのか、なんなのかしばらくその場に立って、仏様をずっと眺めていたら、元気が出てきた。
お寺からの帰り際、七夕が近いからかかわいい飾りがいっぱいついた笹があって、たくさんの人が願いごとをかいていたので、自分も願い事を書いてお寺を出た。
そしてそのまま、母が働いている職場に寄って、母の顔を見て、また元気がでた。
おじいちゃんに会いに行こう、お寺参り行こうって行動して正解だった。
夕方から仕事だったから、母の顔を見て少しぶらぶらしたくらいで少しの時間しか滞在できなかったけど、相変わらずなんだか少しホッとできる場所で、時が経っても変わらないものがあって、安心できる場所だなと改めて実感できた。
今後もなにかあったら、
おじいちゃんに会いに行こう。
おわり
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