【映画備忘録】トゥルーマンショー
■あらすじ(大雑把)
トゥルーマンはこの映画の主人公で、トゥルーマンの日常生活が24時間365日、テレビで放映されているという、斬新な切り口の映画。何も気にせずに生きてきたトゥルーマンだが、何かがおかしいと徐々に気付きはじめる。彼の人生は全て仕組まれたものであったが、本当の自分の人生を手にいれるところでエンディングを迎える。
■感想
この映画のメッセージは何なんだろうか…と考えながら観たが、よく分からないまま終わってしまった。
もしかしたら、あなたの人生もトゥルーマンのように仕組まれた人生かもしれない、というメッセージなのだろうか。
実際、人生とは敷かれたレールの上をただ走っているだけで、もともとこうなる運命だったのでは?と考えることがある。
その瞬間、瞬間でいろいろな判断、選択をしているはずなのに。
そう考えた方が、上手くいかなかったときに矢印が外に向かい、楽なのかもしれない。
そして、僕は、人は他人の人生にさほど興味はないのでは?と思っていた。
しかし、この映画のなかで視聴者は、トゥルーマンの一挙手一投足を固唾を飲んで見守っている。
こうした姿を見て、ふと現代のYouTuberに似ているのだろうかと思ったりした。
人生の一部を切り取って、ある種私生活を晒しているYouTuber。
彼らが稼いでいるのは、それを楽しみにしている視聴者がいるから。
なんとなく似ている気がする。
そうした意味では、人は他人の人生に興味があるのかもしれない。
メッセージがよく分からないものを複雑に考えてみた。
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