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僕とニルヴァーナ その4

初めてのエレキギターを手にし、「インセスティサイド」収録曲を耳コピできるようになってきたのが17才の夏。

来年に受験を控えた僕は
勝手に好きになってしまった片想いの気持ちと
大学生になったらギター弾く!の思いで
ギリギリ高校現役で合格し、大学に進学出来たのでした。
好きな女の子には振られました。
初恋ってそんなもんだよね。

しかし大学に入って感じたのは孤独でした。
別に友達も居たし、サークルにも顔を出しては居たんだけど、何かが足りなかった。
僕はロクに弾けないギター片手に暇な時間は音楽を聴いてギター弾くみたいな、引き篭もりのオタクみたいになってました。

幸い、高校時代に友人から教わった、グリーンデイとNirvanaのコピーを弾いてたおかげでパワーコードは弾けたのでそういうのをチョロっと弾きつつ悶々と過ごす日々でした。

ただ、アルバイトはしていたのでCDを買って聴く時間が増え、その頃になって「イン・ユーテロ」、「マディバンクス」、「アンプラグド」のCDが揃い、ニルヴァーナはロッキングオン発行の伝記を読んだりして、カートの最期を知り悲しくなったりしていました。

19才の僕は決心しました。

続く。

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