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私惟詩憶

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2023年6月の記事一覧

230630

230630

自己肯定感なんてものはないが
僕は今までずっとそう生きてきて
僕は僕だったけれど実体がなかったから
僕は僕であるという証拠もなければ
自信なんてあるはずもなかった
肉体が無いから
僕である証明ができなかったから

自分のことが嫌いである自分が好きだった
憂鬱な人生が好きだった
憐れむことが好きだから
センチメンタルが好きだから

それでも自分が嫌いだから
何か 僕が僕であるようにと
僕が僕である証

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230629

230629

僕は変わってしまった
人間は変わるものだけれど
自分自身が変わった時
変わる前の僕を思う

それは
評価されたものを見たとき
評価されなかったもののことを考えるように
怒られている人を見たとき
自分が怒られているように感じるように

それは他人事ではなくて
僕の一部だから
それが例え過去でも未来でも
それは僕の一部だから

せめて僕だけでも
僕は僕の味方でありたいから
否定したくはない
そして悲し

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230628

230628

僕は ”僕”という実体が欲しかった
僕は 僕でなければ意味がなかった

まあでも一人がいいのは他人と比べなくていいことですかね
ホンモノを求めようとする姿勢を忘れないのがいいですね

嘘くさすぎる

まあ僕はストーカー気質なんで
ネットは向いているようで向いてないですかね
いくらでも人間模様が観察できるので
僕いくらでもできますよ
まさにTwitterとか終わりがないですよね

まあでも潔いと思い

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230627

230627

僕は人間としての輪郭がなかったから
誰と関わりたいかとか誰が好きで嫌いだとか
自分がどう関わりたいかとかもなかった

人間関係が苦手なのはそういう理由もあるけれど
気づいたのは
人と関わることで
自分が 相手に何かを与えられるとは思えなかったから
与えられる自信がなかったし
そもそも与えられるものなんて何も 持っていなかったから

それを気にせず生きられる世界を
必ずしも持っているとは言えない

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230626

生き返る気もなかったのですが
この気力がいつまで続くのかは知りません
ただどうにか忘れたくないと思うこと
それを残したいと必死に思うという感覚を
久しぶりに思い出しました

それも
一度寝たら忘れてしまいそうなので
一度寝たら変わってしまいそうなので
あまり寝たくはないですね
影響されやすいので 僕は

夢を見ていたい時期もありますが
夢を見たくないときもあります
今がまさにその時なようで
必死に

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230625

230625

何も思わないことが出来るというのは
嘘だけど本当
何も気づかなければいいから
何も気にしなければいいから

自分を嫌いにならないように
良く言えば 人を傷つけないように
真実は 自分が嫌われないために

強がってんだよ
お前らはそれを否定するだろう
そういう妄想を描いてんだよ

たとえ手を差し伸べられたとしても
何度だって僕は拒む
この選択は間違っていないと思う
間違いじゃないようにする
この選択

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230624

230624

この世界は残酷なのだと
そう考えたら少し楽になった
思い通りに都合よく行くわけではない
けれどこの世界では物語を作れると
そう知った

元々僕は余白や狂気なんてものがなかったから
本当にただ理性で自分を制御することが正義だった
それが限界に達してからは
本当に僕は満たされているのだと
そう思い込みたかった
信じたかったんだ
望んだほうが苦しいから
満たされないと知っていたから

夢の時間は終わって

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230623

230623

誰のためでもなかった
他でもない
俺自身のためにやっていた

知った顔して語るんじゃねえ
汚すな 奪うな
これはお前のためにやったことではない
他でもない僕自身のためにやったんだ
勘違いするな
知った面して支配できると思うな

自分は 満たされていると思っていた
そう思いたかった
自分は満たされているのだと
信じたかった

本当は空っぽなのに
何も持っていなかったのに

僕は才能はなかったけれど 

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230622

230622

瞬間の感覚にはバイアスが大きい
その感情に左右されやすかった
そうであることを知ってしまったから
人生はあんまり楽しくなくなった

他でもない自分のために
僕は 僕自身のために
僕が選んできたことを
僕自身が決めて
壊さないように
壊れないように
大切に大切に守ってきた
それは
誰に強制されたわけでもなく
僕自身のために
自分が自分を嫌いにならないように
せめてもの僕自身の救いになるように
大切に

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230621

230621

この世はあまりにも複雑になってしまった
社会性なんて最初から持ち合わせてなんかいないのに
楽しいだけではもう 生きられない
そういう世界になってしまった
そうやって時は流れてるんだ
そうやって生命は変わってしまうんだ

変わってしまう僕も愛せるように
それはいつかの僕が送った言葉らしい
けれどそんなことすら忘れてた
自分が言ったことだなんて
覚えていなかった

全てを捨てていないのは
捨てられずに

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230620

230620

さっき決めていた覚悟が もうわからない
何かを意図しているわけでもなかった
でもなんか どうでもよくなってしまう
いつもこの繰り返しだけど
これだけ繰り返してきても変わらないのだから
もう知らないよね
もう黙っててくれないか

何かを求めれば求めるほど感情は歪む
余計な感情が生まれる
けれどそれは
その瞬間ではないと現れないからわからない
気づかないんだ

覚悟を決めるとき
その感情は浮かばない

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230619

僕は 欲しくても手放してしまう
そこまで強欲になれない
他に譲ってしまう
そうやって沢山のことを逃している

愚かになれない自分がいる
見下している自分がいる
だからこそ
欲しいものを望めなくなった

誰かが得をして誰かが損をする
そういうのが嫌だった
だって僕はそれが駄目だと教わったから
強く強く記憶に残っているから
”平等”を強く教わってきた

でも
自分から求めなければ得られない
そんな世界

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230618

230618

僕が考えていた芸術は
完全無欠の潔白な聖人を求めていたけれど
人生においても芸術においても
聖人になれないことを知ってから
それは人間である限り無理なのだと思った
妥協することを覚えた

けれど
嫌だった 妥協なんて
いくら評価されたとしても
自分が納得出来て満足しなければ
嫌だった
でもその満足が訪れることは一生ない
正確に言えば
どこまで行けば自分の納得する妥協点を見つけられるか
永遠に終わり

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230617

230617

自己表現には苦手意識があって
なんて答えればいいのか
考えることに時間がかかった
間が生まれてしまうことが怖いのか
何となく避けることも多く
その間を埋めるための嘘笑いが嫌いだった
それは優しさとも言えなくもないが
雰囲気を壊さないようにという気遣いが
するつもりもない無意識が凄く嫌だった

奴隷化していく脳が嫌
だがすでに諦めている脳もいて
感情を切り離して
ただ肉体だけを動かしていた

無意識

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