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Wordpressのカスタマイズ④ ~マンガを載せたいのにギャラリープラグインがのきなみ右送りでだめだったよ編~

ほとんどタイトルのままの話です。

※参考画像として自作の二次BL同人誌を載せています。

同人誌とか小ネタで描いた自作マンガをWordPressに掲載したかったので、どういうプラグインがあるかいろいろ調べてみました。


理想のプラグイン

①左←右にページ送りできる(右開きにしたい)

②長めのマンガ(約50ページ)も短いマンガ(約4ページ)も載せられる


いろんな人がその記録をブログ等々に残してくださっていて、いわく「むり」というお話が多かったです。

とはいえ! とはいえです。2021年…じゃなかった年が明けたので2022年になったいま! このたったふたつのささやかな条件を満たすプラグインがないなんてそんなそんな! …ねえ? 

「できなかったよ〜」という記事のなかには2014年に書かれたものもあるし、最新事情はちょっと変わってるかもしれない、と思ってました。

……ぶっちゃけプラグインではできませんでした。

以下奮闘記録です。


FooGallery

超有名なギャラリープラグイン。

このプラグインのImage viewerテンプレを使えばマンガの展示に使えるのでは、と思ったのですがだめでした!

①左←右へのページ送り がみごとにできない。

設定をいじればうまくいきそうな気がしていじくりまわしましたが、まあ〜…だめ! でした。


次!


NextGEN Gallery

これも有名なギャラリー作成プラグイン。

Basic image browser テンプレを使えばマンガ展示っぽい見た目になります。

が、こちらもページ送りが左→右にしか設定できない。

おまけに画像の並び順が指示どおりにならない。

画像2

設定画面では順番どおりですが、プレビューしてみると…

画像3

表紙(ここはいい)

画像4

2枚目がなぜか10ページ目になり…

画像5

3枚目は16ページ目になる。

…なんで?

ちなみになんですが、画像4枚だけでギャラリーを作ると順番どおり表示されました。

画像6

画像7

…なんで????

(謎です。テーマと相性が悪いのか枚数が多すぎるとだめなのか?)


というわけでマンガのレイアウトには要件を満たさなかったんですが、ギャラリーの一括リサイズ機能があってそこは素直に「めっちゃいいね!!」と思いました。


Slideshow

先達がブログで紹介していたので入れてみたやつです。

Foo Gallery、NextGEN Galleryが全然要件を満たさないので、なんかもう最初のアプローチ自体が間違ってるんじゃないかと不安になりつつ試しました。

画像1

(こんなん書いてあるし…これも…だめでは…?)

結論としては、こちらもだめでした。

バージョンアップされてないこと自体は2022.2.16時点では問題なかったのですが、Foo Gallery、NextGEN Galleryと同じ壁にぶちあたりました。

左→右にしかページ送りができない。

さらに大きな問題がありました。

NextGEN Galleryはファイル名で画像をソートできたけど、Slideshowではできない!!

つまり手動で降順に並び替えないといけない。そしてこれがまあ〜非常にめんどくさい!

面倒なことをしたくなくてWordPressにしたのにこれでは本末転倒オブ本末転倒です。

50枚、手動でひたすら降順に並べる作業…それも1年近く前に描いた〇〇なマンガを。自分の絵で神経衰弱(トランプの)してる気分でした。

このプラグインは二度と使わん。

※メディア整理用のプラグインを別途入れたら解決するかもしれません。探したらだいたい有料だったので私は諦めたけど…。


光明はTwitterにあり? 電子書籍ビューワーを試してみる

欧米(かどうかは不明ですがなんしか英語)のギャラリープラグインはたいがい左→右にしかページ送りができないので、左←右にめくる日本のマンガにはまったくもってあわない。

左←右のギャラリーなんておそらく日本人の、それもマンガか小説を作る層にしか需要がないだろうし致し方なし…。

(Wordも縦書き & 左←右に設定するととたんにひどいことになるし、ぜんぜん改善しないし、本当に需要が少ないのでしょう)

先達の言うとおりやはり無理なのか…? ただWordpressにマンガを載せたいだけなのに…? と絶望しつつインターネットを徘徊することおよそ30分。

そうだよねえ、みんな困っているよねえと思いながらツリーを見ているとこんなご紹介が!(私宛ではないが)

そうか電子書籍ビューワのプラグインを探せばいいのか~! 気づいた人天才~!!


で、さっそく

見てみたんですが、うち2つは

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これ。またか!!

とくにWP-Cartoonは、

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ということなのでやめておいたほうがいいかも。有効インストール数10て。自分はとくに問題なかったけど…人におすすめはできない。

そして3つとも使い方がよくわからない…英語そんなに得意じゃないし…日本人で使ってみた人の解説とかもでてこないし…。

Comic Easelはウィジェットからいじるタイプ? いろいろできそうだけど、でもそもそも私はマンガを電子書籍みたいに載せたいわけじゃないんだ…。


最終的になんかいい感じのマンガビューア~slick-custom~がすべてを解決した

……はい。

じつは最初の段階で見つけてはいたんですけど、FTP接続でファイルアップロードが必要(要PC作業、Wordpressのみで作業が完結しない)なので選択肢から除外しておりました。

しかしここまでWordpressのプラグインをいろいろ試してみて、長めのマンガはメディアの管理がくそ面倒くさいな、ということがわかったのでなんかもう…いいかなって…思って…

で、インストールしてみたらめっちゃ簡単だし超便利でした。

求めていたものはすべてここにあった。もっと早くに試してみればよかった。


気をつけたい点として、index.html内にCopyright表記があるので二次創作で使う場合そこだけは絶対必ずなにがあっても消しておこうね! ってくらいで、あとは製作者さんの案内どおりにすればすぐ使えます。


jQueryがちゃんと動くか心配でしたが、テーマEASELではなにもいじらずそのまま使えました(またphpまわりをいじらなきゃいけないかと思って警戒していた)。


ただし、自サーバーにFTP接続できる環境が必要です。

古の友、FFFTP。またお世話になるね…。


ちょーっとだけ困ったのが、見開きのページをどうしよう? ということです。

自分は見開きを1つの画像で入稿していたので、見開き以降左右の配置がずれてしまいました。

ただこれは2枚の画像で見開きを用意すればそれで解決するので、次に見開きにするとき気をつけたらいいかな。

あと当たり前だけどweb用に解像度の変更とトリミングをちゃんとしないとですね(タチキリ以降の処理が汚くてごめんね…あとサイズがでかくて…ごめんね…)。


結論

Wordpressのプラグインたちは先達の言うとおりあわなかったけど、なんかいい感じのマンガビューア~slick-custom~のおかげで無事マンガが載せられました! やったね!

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なんかいい感じっていうかめっちゃいい感じです。

神。

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