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私が私に声をかけるとしたら。

もし、

5年前の自分に会えるとしたら、なんて声をかけますか?


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小学校が創立20周年の節目を迎えたとき、学校行事としてタイムカプセルを埋めました。私がいたクラスでは「将来の自分への手紙」「国語の時間に作成したオリジナル小説」を埋めました。

タイムカプセルって、埋めた当初はワクワクしているのに、いつの間にか存在を忘れてしまっているのが面白いですよね。

ちなみにいつタイムカプセルを掘り起こしに行くかはいまだに不明です。

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「手紙、~拝啓 十五の君へ~」

アンジェラアキさん作詞作曲のこの歌は、合唱曲としても評判となりましたよね。当時高校生だった私は、音楽の授業で何度も歌いました。

15の自分と、未来の自分とのやりとりをベースに、
「辛いこともあるけど、自分を信じて今を生きてこうぜ!」(雑なまとめ)って内容を歌ってるんですよね。

具体的なエピソードが歌詞に込められているわけではないので、万人が自由に自分の経験をもとに自己解釈することができます。

辛くなったり、泣きたくなったり、懐かしんだり、頑張ろうと思えたり。

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私は、今未来の自分の立場にあります。

15歳の自分になんて声をかけるだろう?

20歳の自分にはなんて声をかけるだろう?

生意気で、傲慢で、硬直マインドセットの持ち主だった自分に、なんて声をかけるだろう?


「もう少し柔軟になりなさい」

「親に感謝しなさい」

「その辛さはいつか晴れるから安心して」

「貴方は年を重ねるにつれこだわりがなくなる」

「もっと自由に生きていいんだよ」

考えて、考えた結果。



「必死に生きてくれてありがとう。おかげで私は今が楽しい。」と声をかけたいなぁと思いました。



昔の自分にアドバイスだとか、励ましだとか、そういうのは違うなぁって思って。

多分、感謝の言葉を伝えた方が、昔の自分は報わるだろうなと、大人の私は思うのです。


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