死のうとしたが未遂で終わった話3 リハビリ、退院編

この記事は前回の続きとなります。そちらから読んでもらえると助かります!


それからしばらくしてリハビリも本格的に始まっていきました。
最初は足首を曲げたりするだけで、次は起き上がる練習、そして座る練習、立ち上がる練習、最後は歩く練習という形です。

最初は起き上がるだけでも頭がクラっとして大変でした。
次は足をベッドから下ろして座る練習ですが、それがすごく痛くて泣いてました。
主に足の関節が痛く、ジンジンする感じです。


入院して1ヶ月ぶりに初めて立ち上がってみようとするとなかなか立ち上がれず、立ち上がれても足がプルプルしてすごくキツかったです。
でもそれにも慣れてきて、車椅子でリハビリ室に行き歩く練習が始まりました。

歩くときはかかとに体重をかけてはいけないので厚底のロングブーツのような特殊な装具を作ってもらいました(値段が高かった…)。

最初は平行棒を掴んでやっとほんの少し歩けるくらいで、時期に松葉杖になりました。

ですがある日、私が母親に泣きながら「退院したい」と電話した後、部屋で看護師さんに泣いているのを見られて心配され、話を聞いてもらってるとき、私が「どうしても退院したい」と駄々をこねると看護師さんが「分かった、ちょうど私が退院担当だから整形の先生と精神科の先生に聞いてみるね、だから時間をちょうだい?」と言ってくれて
数日後、精神科の先生が部屋に来て「退院したいですか…まだ早いと思いますよ」と言われショックで泣いていると、ちょうどリハビリの時間になってたのでリハビリの先生も来て泣いてる私を見て「あら?」と言うと精神科の先生が「ちょっと、だいぶ参ってるみたいで……」と言い、リハビリの先生と精神科の先生が部屋の外に出て話し始めました。

しばらくするとリハビリの先生が戻ってきて、いつも通りリハビリ室に向かいリハビリをしていると、「お家って段差とかある?」「お家帰れそう?」などとやけに家のことを聞いてくるのでその時点では不思議に思ってました(察しが悪い)。

数日後、精神科の先生が部屋に来て「退院のことだけど、整形の先生もいいよって言ってるから退院って方向で話を進めますね」と言われて退院が決まりました。

退院の日までリハビリを頑張り、やっと退院しました!
退院後はすぐ地域医療(私が運ばれた病院)の病院に行き、レントゲン撮って診察をしました。

病院が終わり、やっと家に帰れました。


次に続きます。

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