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幸色のワンルーム 1


タイトル:幸色のワンルーム 1

著者:はくり

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お互いの心が見えなくたって、成り立つ関係は存在する。
少なくとも私はそう思うし、今までだってそうして生きてきた。
けれど、お互いを知りたいと思うのは、知って欲しいと思うのは、きっと心の奥の奥に触れたいと願っているから。

いくら周りを嘘の氷で遮り続けたとしても、奥の奥にある純粋な結晶の温度には叶わない。
それが持つ光が、熱が、想いが、嘘の氷を溶かしていく。

今までずっと、自分でも気づかないうちに隠し続けてきた本当の気持ちは、気づいたら最後、後戻り出来なくなると、分かっている。
分かっていても、知りたい、触れたい。
自分が自分の中に抱いている『真実』を。

何が正解で、何が不正解かなんて分からない。
周りから見たら、それは全て不正解で、偽物で、無意味なものなのかもしれない。
でも…私は、それでも信じたいんだ。
私が願う、本当の想いで、それが正解の道に繋がるんだって、信じてみたいんだ。

周りが無遠慮に紡ぐ否定に耳を塞ぎ、私は私が選んだ答えを信じたい。信じる勇気が欲しい。

信じた先のエンディングが何であれ、私は、私が信じた道を進んだことを、決して後悔はしないだろう。


感覚が壊れること、私は知っている。
ずっとずっと同じ状態が続くとね、分からなくなるんだ。
私もずっと自分の心にフタをし続けてきた。
だから自分の痛みも、望みも、夢も、未来も、自分では見えなくなっていた。

誰かを優先し続けた代償。

もっと自分を生きていいのに。
一体何をそんなに気を使っているの?
他の誰でもない、自分の人生なのに。
自分を幸せにすることを、一番にしたっていいんだよ。



***


幸色のワンルーム 1
を読んで、ふと感じたことを綴りました。

私は、私が信じたいと思った道を進み、私が生きたいと願う方へと歩み続けていきたいです。

私なりの答え。私なりの生き方。
模索していきたいと思います。


どうも、ありがとうございました。

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