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傷ついたことに気づいて

些細な言葉であったとしても、受け取った側が傷ついてしまったならそれはもう「冗談だよ」と笑い飛ばせるものではない。

SNSが当たり前の世の中になってしまったからこそ、誰かに向ける言葉をしっかりと考えるようになった。なにか発言するとき「これを言っても大丈夫かな」なんて正直そこまで深く考えたことがなかった。わたしたちきっとどこかで「冗談だよ〜!」ってわざわざ説明しなくてもどこかで理解してくれていると思い込んでいたと思う。

でもきっとそれは勝手な解釈でしかない。心ない言葉を言われて傷つかない人がどこにいるんだろう。誰だって弱い部分は持ち合わせているのだから心の奥底では泣いているのかもしれないのに。そうした部分を見ようともしないでいつも心ない言葉を投げかける。

どれだけの関係性があったとしても冗談で済まされないことだってきっとある。コンプレックスであったり、過去のできごとであったりと人は触れてほしくないことをたくさん抱えている。昔より言葉を伝える方法が手軽になったからこそ、もっとしっかりと言葉の重みを理解していないといけないのかもしれない。

こういったことって自分が言われる立場になってみないと理解しようとしなくて。わかろうとしなくて。自分が心ない言葉を言われて「わたしも誰を傷つける言葉を言ってしまっていたのかもしれない」と考えるのは、きっとどこかで他人事と思ってしまっているからだろう。

でもそんなこともなく、誰でもいつでも傷つけてしまう立場にもなってしまうし傷つく立場にもなる。どんな方法であってもしっかりと考え、一呼吸置いて相手に伝えるようにしなければ誰でもどちらの立場になってしまうんだろうなと自分が言われて気づいた。

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