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ダイパリメイクを待ち望んで、生き続けた日々。

kana

ポケットモンスターのリメイク「ブリリアントダイヤモンド」・「シャイニングパール」が発売されましたね～。

「ダイパリメイク」が時折「Twitterのトレンドに入っては何もおこらない」時もあり、多くの方が待ち望んでいたことと思います。

私は待ち望んでいた余り、発売日の午後を休みにし「ダイパ休暇」にしてしまいました(笑)

そんなダイパ休暇が始まる早々にゲームのスイッチを入れ、最初に選んだ3匹は勿論・・・ポッチャマ！

ポッチャマとこのゲームには、強い思い入れがあったのです。

ダイヤモンドパール、発売当初は・・・

2006年にゲームが発売され、同年から2010年までアニメも放映。映画も4作公開されています。

その時の私は高校2年生。当時初めての彼氏が出来て恋愛に現を抜かして学校の成績も奮わず。「趣味＝彼氏」みたいな人間で、更にバイトも忙しく、ポケモンなんて全く興味ありませんでした。

※因みに「趣味＝彼氏」思考、15年経った今は改善していますよ！後日記事にします！

家庭では、母と弟がオタクな故、ポケモン好き。多分、ダイヤモンドパール（以下、ダイパ）もやっていたでしょう（ここすら記憶が曖昧）。

金銀まではポケモンガチ勢だったのに、時間が経って環境も変わってしまうと興味を持たなくなるんだなと思いました。

こうして5年の時が過ぎ、社会人2年目の夏の話です。

ターニングポイントは「入院」！？

1日中強いお腹の痛くて、当時の彼氏を頼って埼玉医大へ。諸々検査した結果、CRPの数値がかなりやばいことになっていて即入院しました。

入院って検査したり誰かお見舞いに来ない限り暇なんですよね。専らテレビを見るか、親に買ってきてもらったファッション雑誌を読んで過ごしていました。

そしていつものようにテレビをつける。たまたまポケモンの映画が地上波でやっており、その映画こそ、2010年に放映された「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク」でした。

「えっ、かわいい・・・・・・・・・・・・・」

秒でポッチャマのファンに！！

そこに出てきた、青くて黄色いくちばしのペンギンのポケモン。たまにおっちょこちょいで、意地っ張りなところが私に似ている。

入院先、幸いにも携帯を手元に置いて置けたので、ガラケーでペンギンのポケモンを調べる。

「ポッチャマ」という名前なんだそうです。
そして、ご本人には申し訳ないが、進化系の2匹はあまり愛着がわかない←

退院後、ポッチャマのグッズを探すもなかなか見つからず。

そう、既に時遅しで、アニメは「ベストウィッシュ」というイッシュ地方を舞台にした別バージョンになっておりました。ゲームも「ブラック」「ホワイト」がブームとなっていました。

諦めず、グッズ探しの旅へ・・・

とはいえ、ポッチャマがお気に入りになってしまったことは変わらないので、ポケモンセンターで入荷されたら真っ先に足を運び、グッズを購入していました。

また、キャラクターグッズを扱う雑貨屋さんを訪れたりもしましたが、なかなかポッチャマと会うことはありませんでした。

こうしてグッズを集め、私のイメージの1つは「ポッチャマ」となりました。

このことが功をなしたのか、元夫との結婚式の返信ハガキにポッチャマのイラストを描いて返信してきた人、「見つけたからあげる」とポッチャマのグッズをくれる人等々・・・ほんと、ありがたや。

「期待するだけ無駄」ということはダイパから教わった

任天堂社は、「ニンテンドーダイレクト」という、今後発売される予定のゲームについての情報を公開する動画があります。

いつからだったか、それが放映されるたびにTwitterのトレンドで「ダイパリメイク」という文字を見かけるようになりました。

ダイパ・・・？ポッチャマが御三家だったやつよね・・・？？？
リメイクされるならぜったいやりたい・・・！

しかし、なにもおこらない

よく人間関係とかで「他人に期待するのはやめましょう」という声もありますが、それはごもっともなのですが、私はそのことを、Twitterのトレンドのダイパリメイクから教わりました。

期待は裏切らなかった、あの冬。

そしてまた、ニンテンドーダイレクトのお知らせと共に、Twitterでは「ダイパリメイク」の文字。

今回も期待するだけ無駄でしょ。と、内心思っていましたが・・・

遂に、遂に・・・・・・・・・！！！！！！！この時がやって参りました←

発表された2月と言えば、毎年のように月の天中殺に花粉症、繁忙期のトリプルパンチだったのですが、それを覆すかのように一気にテンションが上がりました。

当時というか、ポッチャマにハマり始めた時から環境がガラリと変わって、うつ病を発症し、発達障害も発覚。そんな中、ポッチャマの存在だったりグッズを見ているだけで自分を満たせることに気が付き、うつ症状が酷くなった時のルーチンにもなったし、心の支えになりました。

世間が空前のポッチャマブーム

ここからは「プロジェクトポッチャマ」というTwitterやらインスタやらTikTokが開設され、日々の動画が私の生きがいになりました。

また、ポッチャマのグッズも増えていき、買い物も楽しくなりました（私のお財布は悲しいことになっていますが）。

そんなこんなでダイパリメイクの発売を楽しみにしながら過ごしていましたが、発売2日前、アクシデントが起こりました。

意志じゃない、症状だから厄介だ。

私はうつ病という病を抱えているのですが、その中でも「希死念慮」という症状が起こることが多く、ダイパリメイク発売2日前に特大の希死念慮が来てしまいました。

うつ病の患者さまや、うつ状態にある方の「死にたい」も、根本にあるものは日常で感じる「死にたい気持ち」です。ただ、その感情が強く出ていたり、具体的にこの世から去る方法を考えているのであれば、それは”病気の症状のひとつ”である可能性が高いのです。
https://encourage-s.jp/columns/12

発売2日前に死にたいほど辛い、なんて自分の意志で思うわけがなかったので、希死念慮って「病気の症状」なんだな、と改めて思い知らされました。

遂に、ポッチャマと冒険へ・・・！

午前中に仕事をしていたら宅急便が到着。

うん、箱を見ただけで感極まってしまったのです。

午前中の仕事も終え、必要なダウンロード等を行い、いざ冒険へ出発することが出来ました！

まだまだ物語の序章にすぎませんが、ポッチャマは進化キャンセル連打(笑)進化キャンセル芸人になれそうです(笑)


生きる楽しみがまた増えました。
ダイヤモンドパール、リメイクして下さりありがとうございました。

サポートありがとうございます。今は医療の最前線で働く母にマスク買おうと思います！