SEOの競技性から考える、SEOが難しく感じる背景と立ち回り考察
僕は、97%の人は退場するとよくツイッターで呟いているのですが、この意見は今でも変わらずです。
100人中5人は、月5千円~稼ぐ
↓
・(生き残った)5人中3人は、1)基本的に苦しみながら稼ぐ2)2,300人中1人(下手もすれば500人中1人)くらいは順調に稼ぐ
・(生き残った)5人中2人は、2~3年以内に退場
500人は超える人を見てきましたが、2・3年稼ぎ続けられる人は100人中3人くらいしかいないんだなという事実を目の当たりにしていて、だからこそ97%は退場すると呟いているわけですね。
で、僕はそれがいい悪いを言いたいわけじゃなくて、なぜこんなに難しいのか?という正体について考えたいわけです。
それを考えることで、今後どういう方向性で行けばいいのか見えると思っています。
前提:優秀な人は、この記事の対象じゃないです
優秀と一言で言っても難しいのですが、僕の定義では以下。
一般論
・どの会社でも評価されるような人
ブログ業界
・能力(どの会社でも評価されるような人が持っている能力)
・図抜けた行動力
・図抜けた思考力
・図抜けたメンタル
・図抜けた情熱
今活躍されている方を見ると、大体このどれかorどれも当てはまると思っているのですが、図抜けているのがポイントです。
そんなわけですが、そういった優秀な人は、この記事では対象外。
会社では全然評価されていないし、(*1)能力も行動力も思考力もメンタルも情熱もパッとしない僕のような方が対象です。
(*1)ちなみに、僕のスペックは以下のような感じです。
能力:4/10(ブログにおける能力6/10)
行動力:5/10(ブログにおける行動力5,5/10)
思考力:6/10(ブログにおける思考力7/10)
メンタル:5/10(ブログにおけるメンタル5,5/10)
情熱:4/10(ブログにおける情熱6/10)
*1が最低、5が普通、6が公立大学レベル、7が地方国立or有名私立大学レベル、8が難関大学レベル、9が京大レベル、10が東大レベルだと仮定
優秀な方は、能力~メンタル全てにおいて7/10以上取るか、一部は6/10以下でも一部8/10以上取るイメージかなと。
そんなわけですが、僕のブログにおける能力・行動力・メンタル・情熱は普通以上ある&思考力は有名私立大学レベルはあるだろうことは補足しておきます(自己分析なので、これ以上の場合も以下の場合もあります)。
要は、これより低い場合は僕以上に苦労する可能性があるし(5の普通未満があるor多い場合は、正直厳しい気がします。何かが有名私立大学レベルの7より大きくないと厳しいのかなと)、逆も然りってことですね。
SEOの競技性
マラソンの競技性は、トップレベルに早く長く走れることです。
地元のマラソン大会で入賞するには、トップレベルに早く長く走れる必要がありますが、それができない人は勝てないというシンプルな競技性ですね。
言い換えれば、優秀な人が勝つという競技性です。
では、SEOの競技性って何でしょう?というのがここでの問い。
もちろん、僕自身正解が分かっているわけじゃないのですが、マラソンに近く優秀な人が勝つというシンプルな競技性になりつつあると思っています。
先ほどの通り、能力~情熱全てにおいて7/10以上か、一部は6/10以下でも一部8/10以上みたいな優秀な人が勝つという競技性かなと。
ということを鑑みると、シンプルな事実に辿り着きます。
優秀な人は生き残れるけどそうじゃない人は生き残れないというごくごくシンプルな事実です(実際はもっと複雑ですが一般的にです)。
SEOは、能力・行動力・思考力・メンタル・情熱を競うマラソン大会のようなもの
マラソン大会で入賞を狙うような人は、元々普通以上のスペックがありながらも普通以上の努力をして、勝ちにきます。
言い換えれば、誰が優秀か決めよう選手権です。
SEOも近いところがあると思っていて(特にアフィサイト)、普通以上のスペックがありながらも普通以上の努力をして勝ちにくると。
企業や力を持った個人が勝ちにくるわけですが、まさに誰が優秀かを決めよう選手権というわけですね。
誰が優秀かを決めよう選手権における、優秀じゃない人の末路
(*2)会社の仕事もそうですしマラソンもそうですしそれこそブログもそうですが、この誰が優秀かを決めよう選手権では、優秀じゃない人は淘汰しかされないと思っています。
もしくは、ジリ貧でしかないかなと。
(*2)既にそうなっていると思いますが、Youtubeもほぼ確実にブログと同じ運命を辿ると思っています。優秀な人は生き残るし、そうじゃない人は淘汰されるだけかなと。
先ほどの通り、特にアフィサイトがそうですが、ザ・SEOしかできない場合は企業や力を持った個人ともろ戦うことになるので、マラソンで優秀な人に負けるようにそりゃ負けるよねと思っているわけですね。
これがSEOという競技性であり、誰が優秀かを決めよう選手権における優秀じゃない人の末路かなと。
優秀じゃない僕は淘汰されるなと思いました
僕は、2019年3月にアプデを受けて一時期ブログを辞めようと思っていた時期がありました。
何をどう考えても、優秀じゃない僕が優秀な人と戦えるビジョンが見えなくて。
究極的に言えば、続けることは可能だったんですよね。
ただ、ジリ貧な未来しか見えなかったしその他思うところあって続ける意味がないと思っていたのですが、その後の話は一度はきれいさっぱり辞めてもいいと思った僕が、それでもなおサイトという形で続けようと思った理由と役割の話という記事に書いたのでそちらに譲ります。
今こうやって続けていることから分かるように、ジリ貧じゃない未来が(少なくとも今は)見えているということです。
上記を踏まえた立ち回り考察
基本的には、僕がユーザーの何の便益になれるかを考えています。
ただ、好き嫌い得意不得意はじめ自分の問題だけじゃなくライバルの問題もあるので、それ考慮しながら何の便益になれるかを考えていますね。
そこに加味して、以下のようなことを考えています。
1)どこが需要>供給になっているか
→ニッチなジャンルクエリや、その他能動的なユーザーのための情報(仮説)
2)ライバルがニーズ(必要なもの)とウォンツ(必要じゃないけど欲しいもの)をどう取っていてor取っていなくて、そこから自分には何ができるか?
→特に企業or力を持った個人はニーズを総取りしているものの、費用対効果に合わないためかウォンツは創出しない傾向がある(あくまで傾向ですが、できているところはできていますし、当然個人の方がウォンツを創出しない傾向にあると考えています。目先のお金を取らないといけないと思っている個人が多いので)。なので、コンテンツ整理で能動的なユーザーのニーズも受動的なユーザーのニーズも満たしつつ、ウォンツを創出する。そしてそのウォンツを創出する過程で、(多分)いいユーザー行動のデータが蓄積されドメインの評価が高くなり、ニーズを取ることにも繋がる。
1)はさておき、2)はこれだけで1記事書けるくらいのテーマなので今回は割愛しますが、こんな感じ。
一言で言えば、自分には何ができてor何ができなくて、市場がどうだからこうしようということを考えている感じですね。
番外編:ニーズは満たされ困っていない人が増えている時代に何ができるのか?の仮説
今は、明らかにニーズが満たされつつあり、困っていない人が増えている時代に突入していると思っています(需要>供給のジャンルはじめ例外アリ)。
物が分かりやすいですが、既にテレビはあるし特に困っていることはないですよってやつですね。
そんな時代柄なのか、頑張って改善するものの大した改善にならず、かつユーザーもそれを求めていない状態。
3kgの薄型テレビを2kgにしました!とか言われても、別にそこまで必要じゃないですよっていう。
というこの現象は、ブログ業界でも同じだと思っています。
昔は、情報発信者がおらず情報は不足していたし困っている人はたくさんいました。
ただ、今は様変わりしていて、情報が不足していて困っているということが少なくなってきたと思うんですよね(需要>供給とか能動的なユーザーのための情報などは例外)。
結果、Aさんの記事より分かりやすい記事を書きました!とか言われても、ユーザーからすると別にそこまで必要じゃないですよっていう。
ニーズを満たしつつ、ウォンツを創出するしかないのではないか
先ほどの通り、まだ需要>供給のジャンルの情報とか能動的なユーザーのための情報で不足している情報はあります。
また、例えばプログラミングはじめ、まだまだ分かりやすい情報が求められることもあるかなと。
なので、そういった困っている人のニーズを満たしつつ、困っていない人向けにウォンツを創出するしかないのかな?と思っているんですね。
パイの奪い合いもいいのですが、̟+@で市場を広げていくと。
アパレル業界のウォンツ創出の事例
それで言うと、アパレル業界なんかはまさにウォンツ創出をして市場を広げている気がします。
(機能的な意味での)服に困っている人なんてもはやいないはずなのですが、憧れのあの人の服装を見るとつい買っちゃうなんてことがありますよね。
良くも悪くもですが、必要じゃないけど欲しい!というウォンツを創出していると言えるのかなと。
ブログ業界のニーズとウォンツ創出とは?
では、ブログ業界のニーズは何で、ウォンツは何に相当するのか?
ニーズ
困っている人のための役に立つ情報
ウォンツ
困っていない人のための何か
おそらくこうだと思っています。
ニーズはそのままですが、困っている人のための役に立つ情報ですよね。
ブログを教える方も、役に立つ情報を発信しよう!とよく言われますし、なじみがあるかなと。
肝心のウォンツですが、困っていない人のための何かであり、例えばコミュニケーションの機会の提供だと思っています(ジャンルにより大きく変わると思います。少なくとも、僕が参入予定のアニメのジャンルでは、コミュニケーションの機会の提供がウォンツに相当するかなと)。
僕がおみくじを作ったのは、コミュニケーションの機会の提供というウォンツを創出したかったから
僕は最近おみくじを作ったのですが、コミュニケーションの機会の提供というウォンツを創出したかったからなんですよね。
コミュニケーションの機会の提供というと難しく聞こえますが、例えばおみくじの結果をツイッターの仲間やフォロワーさんに共有して、それについてワイワイ話すということがあると思います。
今日は大吉でした!
今日の運勢を上げるアニメは〇〇〇とのこと。
見てみよう思います笑
みたいな感じでしょうか。
決して困っている人に向けて情報発信しているわけじゃないのですが(ニーズを取っているわけじゃないのですが)、まさにコミュニケーションの機会を提供しています(ウォンツを創出しています)。
立ち回りというほどでもないのですが、誰が優秀かを決めよう選手権で戦えない僕は、ニーズを取りつつウォンツ創出するしかないと思っている話でした。
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