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15日出演、神社くんと私。

7組目の紹介は、15日出演の神社君(asayake no ato)です!
私は愛称として彼をKJと呼んでいるので、以下KJとしてお届けします笑
KJも前回2016年の写真展ではバンドセットでの出演をしてくれました。
弾き語りで名古屋に来るのは初めてだそうです(やったね!)

書きたいことが上手く文章にならなくて、長い事キーボード見つめてしまったのですが少しずつ書いていきます。


KJと、というかasayake no atoに出会ったのは2014年9月20日
日付までばっちり覚えてます、それくらい衝撃的だったのです。
その日私はダブルヘッダーの撮影で
Half-Life @今池HUCK FINN
そのあとにTHE PIPES @新栄CLUBROCK`N`ROLLでの撮影でした。
リハの時にロックでPIPESのメンバーと話してて
Half-Lifeの撮影で、と話してたら
近くにいた佐々山くん
え!今日名古屋なんですか?!今度対バンするから挨拶行きたいです!
って声かけてくれたのが、初めて交わした会話でした。
因みにこの日はKJと喋ってないし、次月撮影になったときも挨拶しかせず
きちんと話したのは名古屋じゃなくて京都でした
(お互い人見知りやんね…笑)
因みにちゃんと話した言葉は、セトリの字が綺麗だったので
めっちゃ字きれいですね(頭良さそう)」だったと思う。たしか笑
京都二条nanoですね、懐かしい!

話が逸れました、笑
新栄から今池までは少し距離があるので、その日は佐々山君から音源とメッセージを預かり
今池で撮影後、ダッシュでロックまで戻りました。
PIPESはトリ前で、asayakeはこの日のトリでした。
いつも撮影が終わると速報の写真を編集するため、楽屋に居るのですが
この日ばかりは楽屋を飛び出したのを鮮明に覚えてます
本当にびっくりした、こんなにもメロも声も良いバンドなんて居たのかよって。
ステージから聴こえてくる音に我慢できなくて、結局最後までフロアで見てしまった。
こんなこと経験したことなくて、物販で出てるCD全部くださいって言ったら
佐々山くんが驚いてたのも覚えてる、、笑

そのあと、次月名古屋が決まってるって聞いて
悩んだ末、意を決して撮影させてほしいって連絡したのが始まりです。
そこからは名古屋、京都、大阪、東京、広島、福岡…
撮影の遠征もめっきり減っていたのに、asayakeは何処へでも飛んでいってたな…。

出会ったのはちょうどMemorysのリリース直前で
私は未だにあのミニアルバムを越えるアルバムに出会えてないほど
素晴らしい楽曲たちが詰まったCDだなあと思っています。
残念ながらもうこのミニアルバムは廃盤らしいのです。盤大事にしよう…
(因みにApple Musicでは聴けるよ。文明の利器ありがとう。)
なので、いくつか楽曲や歌詞とともに紹介していきます。


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渚の光芒
この曲も廃盤なのですが、ネットで音源が聴けます(ありがとうRO69JACK)
asayakeの中でもトップクラスで美しい楽曲の1つだと思うのですがどうでしょう皆様…
歌詞がまた素晴らしいので、サイトで全部読めるから読みながら聴いてほしいです。
ほんとに。ほんとに。(大事なので2回言いました)
夜のもとに朝が嫁ぐ」の衝撃。この歌詞見た時動けなくなった
なんて美しい日本語なんだろ、って。
これからは離れ離れの歳月を 幸せが何か知る由もなく追いかける
心の切れはしにも明日は隠れている
見つめているのが幻かどうか 行ってみなければ分からない
夜明けはまだで 海にも似た青色の中で
地面の上 気付けば僕はむき出しの心で
走り出す春の風になり別れの悲しみを拭い去る
それだけでは幸せにはなれないけれど 恐れずに 忘れずに

もう全文載せたいくらいです…
因みにこの楽曲ですが、ある映画のワンシーンが参考になってて、という話をKJから聞いた私は
早速その映画を借りてきて見たのですが、血がどばーってなったりするシーンが多くて
視線そらしつつ見ました。怖いってよりびっくりする…。
そして長がった。(DVDなのに上下ある)
でもそのシーンは美しさに似た焦燥感もあったなあと、
終盤やったんで、たどり着くまでに息切れしてたけども。笑


クライマー
例えばくだらない冗談のようなものでも 意味のないことが
人を救うこともある

我ながら笑えて仕方ないぜ 勝てなきゃみんな辞めていくじゃないか
あなたがくれた情熱と共に 悩み迷い歩むその一歩は
どんな宝石より価値があるよ 何千マイルでも先へ進めるよ

この歌詞の力強さに、何度助けられ
どれだけ救われたんだろうって思います。
たぶん、沢山の人が踏み出す勇気や
立ち上がる勇気をもらった曲なんじゃないでしょうか。
私もその1人なんですけど、初めて聴いた時
今までの抽象的な美しさとは違う、超ド級のストレートな歌詞
引っぱり上げられるようなその強さ
迷いの中に秘められた信念、そういった歩きだすための曲が生まれた
んだなって
この曲聞くたびに、迷いの気持ちが少し晴れます。
他人がどうとか、環境がああだとか
比べてしまうことが常に付きまとってしまうけれど
その度にこの曲が足に力を入れてくれるし
まだ走れる、まだ大丈夫って思います。


Movielike

高校の卒業式後、親友と一緒に走る最後の帰り道を描いたワンカットMVなんですが
これがまたエモいんですよ。
監督のツイート参照)

手を繋いでいてよ 何一つ失くさないように
金曜の夜くらいは好きなことしようぜ

お願い 遠くまで スピードを落とさないで
涙なんかすぐに乾いてしまうわ

ここのフレーズめっちゃ好きなんです。
こう、駆け抜けてる感じがたまらなく好きで
その風で涙も乾かしてくれたらいいのにって。
何処かへ速くたどり着くには1人のがいいかもしれないけれど
何処までも遠く行くのであらば、誰かと一緒だと何処までも行けると思っています

だからこそ、この瞬間の輝きがいつまでも眩しく続いてくれたらなあって。


指板の海

覚えたての歌を口ずさむ
名前も知らない海に沈める 胸からこぼれた

指板の海は深い どんな囁きも拾い上げれたら 君の歌
ただ揺れていた どんな輝きも 見つけ出せるって 駆け抜けた

魔法が溶けたひらめくあの旗のように 風のために生きるだけさ
ただ鐘の音だけが響いてる

今までこんなにも美しい曲に出会ったことが無い、と断言できるくらい
本当にヒリヒリとした光に満ちた曲です。
もうどんな言葉を尽くしても到底敵わないので
ますはMVを見てください…(丸投げ)
魔法が溶けた」の言葉が、今でも私に魔法をかけ続けています。
この魔法が溶けてしまう日がくるのだろうか。
もう何年も何年も、毎日のように新たな輝きをくれているのにね。
溶ける・解ける・説けるでも意味合いが変わってくるし
日本語の美しさも垣間見れる曲です。
息を止めたら どこかで色づいた風の匂い
笑い合えたら 濁るほどの美しさよ

濁るほどの美しさ…!ってなりました、聞いた時。ほんと。
言葉もメロも全てにおいて美しい眩しさにあふれてます。
海辺で聞きたい曲№1ですね(因みにcinema staffの海についても聞きたくなるよね)


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今回展示にあたり、各バンド楽曲1つをイメージして作品を制作しました。
asaykeの楽曲で制作するか、KJの弾き語りの曲で制作するか凄い悩んだのですが
自身のとってもすごく大事な作品の1つになったものを展示することに決めました。(過去の作品になります)
前回の展示の時に、Memorysの楽曲+これからのこと、秘密、渚の光芒楽曲1つにつき1つの作品を制作しました。
フォトブックになっていて、歌詞を読みながら作品を見ることが出来ます
(在庫は少しだけありますので、展示期間中も販売致します。無くなったらこちらも廃盤になります。最近asayakeファンになった方もぜひ…!)
その1ページ目になっている
花たち/旅」を展示いたします。
以前まで暖かな作品が何となく作れないでいた自分が、この曲を聴いて
初めて希望のような、眩しい作品が出来たと当時強く思った作品です。
弾き語りのライブを思い立って京都まで見に行ったとき
花たちは、川端康成の「花のワルツ」の冒頭からインスピレーションを受けて、といった話をしてて
現代小説しか読んでこなかった私は早速読んで
へえええってなりました。(現代文に慣れ過ぎてたのでいい勉強になりまいした)


この曲を初めて聞いた時「あ、音に言葉がある」って思ったんです(伝われ)
ギター・ベース・ドラムがこんなにも綺麗に交差して
中盤、跳ねるようなリズムから終盤にかけて
階段を駆け上がるような疾走感煌めき勢いよくドアを開けて光を全身に浴びた様な高揚感
ラストの「抜け出そう 汚れた哀しみには
つかまりたくない 窓に頬を寄せ
あたたかくて いとおしい 僕らの夢が終わっても
ページを繰ることにして 進むだけ!

の力強く、優しい光はどんなに時が経っても環境が変われど、
私を強くしてくれます。
出来る事なら、汚れた哀しみには捕まることなく
美しい光の線を辿っていたい。
そんな思いで、作った作品なのです。
この曲は希望の歌であり、光であって走り出すための大事な1曲
煌めく光のテープを駆けながら集めて、結って舞ながら解き放つ
自分でも大事な作品です。是非、展示で見て頂けたら嬉しいです。

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最後に
さっきも書いたかもしれませんがasayake no atoの楽曲にある美しさ、眩しさも
形を変えて踏み出すための力をくれるものだと思っています。
もうどんな言葉を尽くしても私の使える言葉では難しいので
15日彼の声で、あなたの耳で確かめて欲しいです。
弾き語り音源を会場で配布しているそうですので
是非ゲットしてほしいです。

実は、このCDのジャケも制作致しました。
友人に、「一目でさとみんの写真だと思ったよ」って言ってもらえたの本当に嬉しいし
タイトル、楽曲に寄り添った良いデザインになっていると思っています。
お手に取って頂けたら嬉しいです。


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15日ですが、席が満席になりました、ありがとうございます!
これからは
キャンセルがあった場合チケットのご予約を致しますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

ご予約はコメントでも受け付けています。
ツイッターのリプライ・DMでもOKです◎
お気軽にお問い合わせください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
※一部楽曲の歌詞などの掲載は許可を得て掲載しております。
※掲載しているライブ写真等は全て私が撮影したものです、加工・無断転載・無断使用を固く禁じます。



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