自力で行う行動療法について


※精神科医の監修によるものですが根本は自己流です。

行動療法、と聞くと堅苦しかったり何となく専門的な感覚に陥りますが
すごく簡単に表すと

「心が伴わない場合でも行動を先に変える」

というやり方です。これはどんな症状にも言えることです。

具体例としては…

「ヒステリーを起こしてしまう人に、ヒステリーの行動様式だけを先に辞めさせることで、時期にヒステリック自体鎮まっていく」

「束縛が病的に激しい人に、束縛的言動を全て辞めさせて、最終的には束縛したい気持ちごと鎮静させる」

というような感じです。

本来の人間は、

○○と思うから○○をする。

という順序です。

ですが、行動療法の方式を当てはめると

(問答無用で)○○をする。本当は△△と思っている。
→○○をする。自分自身も○○と思うようになってきた。

という経過を辿らせます。

つまり、初めの段階では

「思ってもないことをやる」

必要があります。

難しいのは、初めの頃、患者は

「無理をさせられている」と

感じがちであるところ。

だけど、薬物療法などと違って永続的で
強迫性のものから人格障害まで、幅広い問題行動に対処できる行動療法。

オススメです。

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