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71.実は怖い?!レディーファーストの起源

どうも、洋平です。

レディーファーストについて、少し面白い話を聞きました。

具体的に「レディーファースト」というとどんなものをイメージしますか。
僕が思いつく限りでは以下のようなものです。

・扉を開けてエスコート
・レストランで椅子を引いてエスコート
・重い荷物は率先して男性が持つ
・エスカレーターでは、男性が下側に来るように乗る
・歩道では男性が車道側を歩く
・レストランでは良い席を女性にゆずる

知っていてもやっているかどうかは別の話です。


「レディーファースト」といえば、ワンピースのサンジのようなに女性を第一に行動するイメージがあります。
男性ならぜひ身につけておきたい心構えですが、レディーファーストには起源となる説が3つもあるそうです。

1、女性を先に行かせる
女性に道を譲ることや食事を先に食べさせるといった行為は、一見とても紳士的に見えますが、中世ヨーロッパでは暗殺から身を守る「盾」の意味や毒殺の「毒味役」といった役割で「レディーファースト」が行われていたそうです。

想像するととても怖いですよね。

2、女性側のマナー
女性主体でのレディーファーストという考え方です。
中世ヨーロッパの上流階級のマナーとして、女性は先に準備をして男性を迎えることや、男性より先に退出し男性の会話に加わらないなど、女性側が率先して動くというものです。

3、女性に優しくする
今のレディーファーストに近い考え方で、男性が女性をエスコートするというものです。
跡取りになる長男ではなく、次男や三男は女性が寄ってこないため、女性に奉仕し女性の関心を惹こうとするものだったそうです。
つまり、モテたかったということですね。


3つの起源はそれぞれ中世ヨーロッパの騎士道から来ている考え方のようですが、日本の武士道でよく言われる「女は男の3歩後ろを歩く」というのは、逆に女性を守るためという理由もあるのかもしれませんね。

だから騎士道が悪くて、武士道が良いという話ではありません。
どんな時代にも良い人も悪い人もいたはずですし、時代が変われば価値観もそれぞれです。

「レディーファースト」と一口で言っても、どんな目的や考え方でやるかで伝わる印象は全く違うと思いました。

そして今では価値観は人それぞれなので、同じことをやっても喜ぶ人もいれば嫌がる人もいます。

・常識に囚われずどんな目的を持って行動するのかを考える
・相手目線で喜ばれることをする

上記2つを大事にして紳士たる努力をしていきます。

ではまた。

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