見出し画像

2:超高精度AI自動翻訳「T-4OO」

こんにちは!Xtra株式会社・MT本部です!
今回2回目の投稿では、MT本部がメインに取り扱っているAI自動翻訳サービスについてご紹介いたします。
翻訳の経営課題、AI自動翻訳での解決策、「T-4OO」の詳細等についてご案内いたします。


①AI自動翻訳とは?

従来、人力翻訳に用いられていた統計翻訳が2010年代頭で翻訳精度が頭打ちになってきたところで、新たな仕組みとしてNMT(ニューラルネットマシントランスレーション)が登場しました。

NMTは、ディープラーニング(深層学習)をベースとしたモデルで、人間の脳に近い思考能力を持ちます。
NMTを利用した翻訳によって、人間による翻訳に近い精度で正確な文章を作成できるようになり、
また対応言語もより幅広くなり、多言語翻訳が可能になりました。

2016年にGoogle翻訳がNMTを採用し、格段に精度が向上したことが注目されました。
しかし、フリー翻訳サービスのGoogle翻訳などは、翻訳したデータを学習データとして利用する「2次利用」が懸念されました。
近年では、セキュリティが安全でフリー翻訳よりも高い精度を持つNMTの自動翻訳サービスが登場し、多くの企業が採用しており、人力翻訳に代わる手段として注目されています。

ー 翻訳の経営課題 ー

▲翻訳業務の主な課題▲

① 翻訳会社へ外注しているが
・翻訳外注費が高額
・納品までに時間を要する

② 語学力のある社員が翻訳しているが
・社員が翻訳作業しているので、本業に支障
・海外担当とやり取りできる人が限定。翻訳のできる方に負担がかかる。

③ 無償webサービスで翻訳しているが
・パブリッククラウド利用による情報漏洩リスク
・翻訳元データの二次利用/共有ができない

【 翻訳業務が起因の経営課題 】
・グローバル展開の阻害要因
・働き方改革の遅れ
・人材不足
・情報セキュリティ 

ー AI自動翻訳サービスで解決 ー

◇翻訳外注
・年間2億円分の翻訳外注費を最大年間1000万円まで削減可能(1/20) 

◇社員(語学優秀者・無料WEB翻訳)が翻訳
・業務時間の削減時間:週1.5時間、年間70時間/人の削減
・500名で1.3億円/年の人件費削減
・優秀な人材を、コア業務へ集中
・高セキュリティAI自動翻訳の利用により、 情報漏洩リスクを低減

◇翻訳を諦めている
・研究開発のスピードアップ
・情報収集ができることによる業務品質アップ

②AI自動翻訳サービス「T-4OO」について

2016年よりサービス開始し、5,000社以上の企業様でご導入がございます。

「T-4OO」では特に3つの大きな特徴がございます。

ー 特徴 ー

①2000分野に細分化された専門分野に特化した翻訳エンジン

「T-4OO」の翻訳エンジンは、一般的な機械翻訳エンジンとは異なり、各専門分野ごとにAIを使用して学習することで、プロ翻訳者レベルの正確さを実現しています。
分野ごとに自動翻訳をチューニングすることで、汎用的な自動翻訳とは異なり、最大98%の精度で翻訳します。英訳・和訳にかかる時間を10分の1に短縮できます。
(約2,000分野に対応しており、機械・電気電子・IT・通信・化学・特許・知財・医学・金融・法務・薬事・環境・食品・エネルギー・金融などの分野に対応しています。)

※翻訳精度の数値は、人目評価による株式会社ロゼッタの指標です。
※95%~98%の精度とは、「プロの専門分野翻訳者以下、非専門の翻訳者以上」として株式会社ロゼッタが認識する水準です。
※95%以上の分野は、「医学」「化学」「法務」「IT・通信」「金融・財務・経理」分野の英⇔日翻訳であり、その他の産業翻訳の主要専門分野である「薬事」「機械」「電気電子」「特許」等は最大95%の精度になります。

サンプル翻訳(英語→日本語)

②自社専用にカスタマイズのできる自社専用データベース

T-4OOには2つのデータベースがございます。

〇専門分野データベース
自動翻訳する際に、分野を選択することで、よりその分野に適切な訳文が得られます。分野は2,000分野から選択でき、各分野には国内外の公的文書・ガイドライン等の公的データが収録されています。

〇企業別データベース
ユーザーの社内にある英語・日本語の文書を企業別データベースに登録することで、社内表現、社内用語や希望の言い回しをAIが学習します。(統一用語登録・対訳登録)

これらのデータベースを組み合わせることにより、より貴社が求める精度に高めることができます。

カスタマイズDB

③レイアウトを保ち200ページ以上を一括で翻訳できるファイル翻訳

プレーンなテキストデータを画面に貼り付けて翻訳する「テキスト翻訳」だけ でなく、
Word・Excel・PowerPoint・PDF ファイルを、ファイルごとアップロードしてそのまま翻訳 する「ファイル翻訳」 がございます。

「ファイル翻訳」では、原文のレイアウトに訳文が自動的に上書きされるので、その後の修正作業 の効率アップ!
(PDFファイルは翻訳後、Wordファイルに変換されます)

ファイル翻訳

③料金

T-4OOでは「上限ワード数」をご選択いただきます。
①初期費用+②年間上限ワードプラン を選択。

【①初期費用】
ユーザ数をご選択いただきます。
・1ユーザ(10万円)~

【②年間上限ワードプラン】
年間でご利用いただく上限ワード数プランをご選択いただきます。
・年間上限10万ワード(12万円)~

※初期費用は、初回契約時のみかかる費用です。
※年間上限ワードプランは1年ごとの自動更新となります。
※詳細についてお問い合わせください。

④無料トライアル(お試し翻訳)/無料デモンストレーションのご案内

「T-4OO」では無料トライアル(お試し翻訳)/無料デモンストレーションをご案内しております。

無料トライアルでは、14日間無料でT-4OOの翻訳・機能をご利用いただけます。
もし、「時間が取れない」「一旦翻訳精度のみ確認したい」等のご事情がございましたら、無料お試し翻訳をご利用頂くことも可能です。
(無料お試し翻訳は、メールで原稿をお送りいただき、弊社のT-4OOで翻訳をしてメールで翻訳結果を即日ご返送させていただきます。)

無料デモンストレーションでは、無料トライアルを行う前や機能・料金の詳細を知りたいといった場合に、日時を調整の上オンライン商談にてT-4OOのご案内をさせていただきます。
その場で、お持ちのサンプル原稿を翻訳しご覧いただくことも可能です。

⑤ポストエディット(自動翻訳結果の校正)について

「T-4OO」に限らず、AI自動翻訳では完璧な精度で翻訳することは、まだ難しいことが多くございます。
そのため、社外に提出する資料や間違ってはならない内容をAI自動翻訳で翻訳した場合に、誤字・脱字・不自然な表現等を校正するサービス「ポストエディット」を提供しております。

ポストエディットとは「ポストエディット=人力修正」
Post-edit=後編集:自動翻訳の結果を人手で修正する作業です。

自動翻訳結果の精度は、使用する翻訳ツールや元のコンテンツの傾向に大きく左右されます。
契約書や技術翻訳など正確性を重視する文章のほか、お客様向け文章、ウェブサイトに公開
する文章などは正確さはもちろん自然な文体であるかどうかも問われます。
ポストエディターが求められる品質に応じて自動翻訳を修正します!!

◆誤訳、抜け、漏れ
◆そのままでは意味が通らない文章
◆文章の不自然さ
◆文章の統一感 etc.
を修正し人力翻訳に近づけます
※レベル毎に修正ポイントが異なります。

ご検討の際、お気軽にお問い合わせください。

AI自動翻訳+ポストエディット

⑦最後に・次回投稿について

次回の投稿はファイル数無制限 AI自動翻訳「Qlingo」を予定しております。
是非、お楽しみに!

—----------------------------------------------------------------------
問い合わせ先:
Xtra株式会社・MT本部
https://www.x-tra.jp/contact
—----------------------------------------------------------------------

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?