見出し画像

ついに理解!先延ばしが起こるメカニズムがこちら

本来なら月末に提出するはずの大事な資料作成を先延ばしにして、月末に徹夜をしてしまう人も多いでしょう。そしてこう思うわけです。「なんでもっと早く着手しなかったんだろう?」

ただしこう思ったとしても、この人は次も同じ失敗を繰り返すでしょう。なぜなら、先延ばしが起こるメカニズムを知らないからです。

なぜヒトは先延ばしするのか

仕事を早く終わらせたり日常の雑務をササッと片付けたり、理想はあるんですが、現実はうまくいかず。ぼくたちは大事なことを先延ばしにする習慣をもっています。しかし人によっては先延ばし習慣の替わりに「すぐやる!」を習慣にしたい方も多いでしょう。ぼくもその一人です。

ではどうすればすぐやるための習慣を身につけられるのか。そこで大事なのが、先延ばしが起こるメカニズムを知ること。そのメカニズムを紹介している本が、「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか?」です。

本書の最大の利点は、先延ばしが引き起こる原因を「公式」にしている点です。とりあえずこの公式だけ頭に入れておけば、この本の役目は十分にあります。

画像1


公式を理解してモチベーションのメカニズムを知る

モチベーションの方式は、
(期待×価値)÷(衝動性×遅れ)= モチベーション

このように考えられます。先延ばしが起こる理由はモチベーションの欠如なので、モチベーションを上手に高めていけばいいわけですね。

つまりやるべきは、課題に対しての期待値と価値を限界まで高める。そして、メンタルを安定化させてフィードバックを早める。

気持ちを高揚させる期待と価値

まずはこの公式の「期待」と「価値」について説明しましょう。

たとえば、「このタスクを終えたら、チョコレートを食べても良い」というルールがあれば、そのタスクへの期待値は上がり、価値も上昇します。そんな具合に、期待と価値を高める施策を考える。つまり、モチベーションが上がらないと思ったら、

期待を増やすにはどうすればいいのか?
この作業に価値を見出すには?

と問えばいいのです。

気持ちを沈めさせる衝動性と遅れ

お次は公式の後半部分のお話です。

「衝動性」とは、メンタルの不安定さと言い換えられます。睡眠不足であれば明晰な思考ができないように、メンタルが不安定だとモチベーションも上がりづらくなるでしょう。

日頃の健康管理が大事な理由がよくわかります。

「遅れ」とは、つまりフィードバックのスピード。スマホゲームのツムツムは、単純な作業ですがずっとやっていられます。期待値も価値も低いですが、フィードバックが激速なので飽きずにやってられますよね。

つまり、フィードバックを早められないか?と考えられれば、先延ばしは防ぎやすくなります。

とりあえず公式に当てはめて考えてみる

画像2

この公式は便利ですが、うまく当てはめられない場面も多く存在します。「こんな作業に期待値を上げろと言われても…」みたいな状況はたくさんありました。現に今でもこの公式通りに行動ができているとは言えません。

衝動性が邪魔をして価値ある作業ではなく、低価値なyoutube動画を観たりしてしまうからです。

しかしこの公式があれば、どのように対策を練ればいいのか考える余地があります。言うは易く行うは難しですが、少しずつ実践していけば、大事なときに必要なタイミングで最良な決断ができるでしょう。

まとめ

ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか?」を読んで、この公式を見たときはいろいろ繋がりました。人間の行動原理と言いますか、本質的になにが大事なのかを教えてくれています。

行動を増やしていきたい、先延ばしを予防したい、と悩むヒトにとっての有益なフレームワークなのではないでしょうか。

ぜひ使ってみてください

動画解説を今すぐ観る↓↓↓

「先延ばしに」悩んでいる人が初めに読むべき本


読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。