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この考え方で生きると人生が捗る説を確証できる思考法

「より良い未来を創っていきたい」「現状をより良くしたい」

と考えているのであれば、必ず役に立つフレームワークを紹介します。ふだんからこのフレームワークを意識して行動している人も多いでしょうが、言語化されるとさらに使いやすくなうはずです。

そのフレームワークとは、「as is/to be」です。

before→afterで問題を考える

「as is/to be」とは、一言で説明すると、今と未来の過程をイメージするフレームワークです。

as isが現在、to beが未来ですね。

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具体例で言うと、今が恋人のいない状態で、理想の未来が恋人のいる状態だとしましょう。「as is/to be」の役割は、この今と未来とのギャップを埋めるために、何ができるかを考えることです。

言い方を変えると、目的から今の状態を逆算して対策を練る思考ですね。ゴールイメージが明確であれば、あとは何が足りないか考えればゴールへは近づけます。

そのために必要なのが、今足りなくて、これから必要なものはなにかを考えることです。

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問題と課題を洗い出す

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現在と未来を比較する上で大事なのは、問題点と課題点を分けること。改善できる/できないに関わらず、まずは正しい客観的な情報を集めるのです。そこで浮かび上がってきた情報を問題点として考えます。

そして問題点が浮かび上がってくれば、その問題点をどのように改善していくかを考えていきます。要するに、課題点を見つけるのです。

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before→after思考はこんな使い方もできる

「as is/to be」は応用範囲が広く、コミュニケーションでもライティングでもプレゼンでも必ず使える思考の枠組みです。というのも、行動には必ず目的があり、それはだれかを変えることだからです。

言い換えると、今そこにいる人を自分が望むto beへ導きたいわけです。これは自他関係ありません。

1例として、ダイエットしようか悩んでいる人が、このフレームワークを使用したとしましょう。自分が太っているas isから、痩せてきれいになったto beを思い描きました。ただしこの人は、ダイエットに踏ん切りが付きません。

そんなときは以下のような4分割で考えるとスッキリします。

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今のままの未来と、理想の状態の未来、両方のメリットとデメリットを考えてみるのです。この4分割に当てはめて考えれば、ダイエットをやるモチベーションやダイエットを始める理由が明確になりますよね。

このように現状を分析するのにもつかえたりと、思考の幅を広げる役割を担ってくれるのが「as is/to be」フレームワークなのです。

「今と未来のギャップはなんだ?」この思考はどんなときにも必要になりますから、つねに頭の片隅に入れておくのが大事ですね。

まとめ

フレームワークとして説明されなくても、誰もが使っている思考の枠組みだと思います。ただこのようにフレームワークとして認識するのも大切です。この認識をすることで、思考の棚から「as is/to be」を取り出しやすくなるからです。

なんとなくやっていた現象に名前がつくと、その行動がさらにやりやすくなったりしますよね。つまり想起しやすくなるので、フレームワークとしてのbefore→after思考を覚えていて損はありません。

読んでいただきありがとうございます。これからも読んでもらえるとうれしいです。