XRP投資におけるリスクと違和感
(2020年6月5日追記)
投資家グリーンです。
なかなか冴えないXRP価格ですが、今6月に金融活動作業部会、いわゆる
FATF開催を目前にし、XRP投資における顕在化したリスクと,受けている
違和感についてまとめてみます。
これはあくまでも私自身が認識しているXRP投資に関するリスクや、受けて
いる違和感にスポットをあてて書いたものですので、あらかじめご承知
おき下さい。
それでは!
【リスクと違和感】
はじめる前に、ここでのリスクの定義付けをしておきますが、リスクとは
『利益も損失も確定していないこと』です。
要は将来どうなるかが未確定である、という具合。
そしてそれを増幅させる要因として違和感がある、そんな具合です。
【顕在化しているXRP投資に関するリスクやその要因】
私グリーンが認識している、リスクとその要因をまずは知っている限り
洗い出してみます。
■ビットコイン存続に関わるリスク
暗号資産研究者によるビットコインに関する最新のレポートと警告
(出典:MORNINGSTAR)
➡カストディー(資産保護)業務を行う銀行が、今リスクをどこまで理解
しているのか、という視点に立って書かれたレポートと警告ですが、
暗号資産交換業者からのこうした発信を見た事がないので、関連リスクが
置き去りになっているかのような感覚さえ受けています。
■ビットコイン価格連動リスク
現状はXRPだけでなく暗号資産全体がビットコインと連動してしまっています。
(出典:みんなの仮想通貨さん)
➡このビットコインと他暗号資産との価格連動、そもそもおかしいと
考えていて、異常かつ違和感をもつ必要があると強く考えています。
➡世界の法定通貨間では起こらないおかしさ(円安ならドル高など)。
➡なぜ価格連動するのかという理由ですが、ビットコインやテザー(USDT)
が基軸な交換業者の存在が大きいと考えています。
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201908080730
(出典:Kabutan)
➡トランプ大統領もビットコインを否定しています。
https://www.coindeskjapan.com/14596/
(出典:coindesk JAPAN)
■テザー(USDT)に関するリスク
テザーとはテザー社が発行する暗号資産で、その担保として米ドルが等価で
存在しているとされているモノ。
このテザーが暗号資産交換所たるビットフィネックスにて取引されています
が、両社経営陣は同じメンツである事から、テザー発行及び取引に際し、
好き放題出来てしまうのではというリスクを感じています。
➡湯水のように発行されるテザー
https://wired.jp/2018/01/31/tethers-collapse/
(出典:WIRED)
➡裏付け資産担保だったはずが、そんなの関係ないに変わってきた
https://jp.cointelegraph.com/news/fractional-reserve-stablecoin-tether-only-74-backed-by-fiat-currency-say-lawyers
(出典:コインテレグラフジャパン)
➡テザーとビットフィネックスにまつわる疑惑
https://blockchainexe.com/bitfinexusdt/
(出典:BLOCKCHAINEXE)
テザーで支えられている側面を持つビットコインにXRPも連動してしまって
いるという事は、それによりXRPの価格も大きな変動リスクがあるのです
ね。
訴訟継続中のテザーにメスが入った時、テザーから大きな資金移動が起こった過去の事例から、今後もまた起きるであろう事は予想出来るモノであり、
これがビットコイン基軸体制の終わりへ向かうきっかけになると考えて
います。
また、同資金がどこに動くかは分かりませんが、万が一ビットコイン価格が
大きく毀損した場合、XRP価格も同時に毀損する可能性を否定出来ないとも
考えており、これは非常に大きなリスク要因でしょう。
■Ripple社及び関連会社に関するリスク
➡コアな人物かつ、なくてはならない技術を持つ人物や、カリスマ経営者の
万が一リスクを感じています。
あえて名前は出しませんが、それぞれにおける会社内での人材バックアップ
体制はどうであるか。
そして訴訟リスク(どの会社にも起こり得る)への備えや見通しはどうか。
また、耐えうるのか、こういった視点でも日々定点観測を行う事が重要
でしょう。
■交換所リスク
タイミングが良いのか悪いのか、またコインチェック社で騒動が起きて
しまいました。
過去にはハッキング被害も受け、いざFATF審査を目前にしてもこの騒動、
同社需要家の方々の心中、穏やかではないでしょう。
個人的にはこうしたハッキング被害を含めた騒動を起こした交換業者は
利用対象から全て外しています。
なぜなら利用する事が資産毀損リスクであるから。
そうしたリスクを全て排除すると、現段階でも変わらずSBIVC一択という
結論に辿り着くのですね。
同所、流動性や出来高どうのと好き放題言われていますが、個人的にはそれ
は関係なく、資産保護、すなわち安心してXRPを預ける事が出来るのSBIVC
以外に無い、そう結論付けています。
また、非常に重要である、家族への周知リスクも忘れてはなりませんね。
万が一時に残される家族の視点を忘れてはダメで、普段からどこにXRPが
残っていて、どうすれば引出し出来るかなどの情報共有を、家族としておく
事が重要である事をここに書き加えておきます。
これが暗号資産投資における重要な出口戦略の一環でもある訳なので。
■ビットコインやテザーリスクがXRPリスクでもある側面
➡XRPもビットコインと連動してしまう現状、これはすなわちXRP投資
リスクであるとも言えます。
ですが、XRPはそのリスクを糧にも出来ます。
なぜなら、現在から未来において拡大し続けているRippleソリューション
需要家がリスクヘッジ役も兼ね備えているから。
なぜRippleソリューション需要家は拡大を続けているのか。
それは、世界それぞれにおいての規制と寄り添うスタンスが実績と共に
評価されているから。
これが規制と沿う道を選択せず、テザーという価格(生命)維持装置が停止
したらその時点で大きく価値毀損すると思われる、ビットコインとの大きす
ぎる明確な違いです。
【リスクを受けてグリーンはどうするのか】
思いつくままリスクを上げてきましたが、私グリーンの結論としては、
ホールド継続は変わりません。
ただ、ポートフォリオ全体に占める比率は一定の腹落ちのする割合に調整は
適時行います。
繰り返しますが、XRPとビットコインを一緒くたにして暗号資産と呼ぶ事
自体、本質的価値が別物である以上、そもそもおかしいのです。
テザーが崩壊し、ビットコイン連動による価格毀損が起きたとしても、
それは同コイン連動相場という非正常な閉鎖的市場での一出来事であって
、XRPが現在利用されている実送金市場からすれば、異世界での出来事
すなわち、XRPの本質的価値は不変、むしろODL(XRPが橋渡しする技術)
需要家からは高まる方向へ向かうと判断しています。
【まとめ】
ここではXRP投資におけるリスクと違和感について書いてみました。
アフターコロナ、アフタービットコインの世界では、暗号資産と一括りに
する思考は時代錯誤となる、そう考えていますし、そこに視点を合わせた
時に投資に適するのはXRPである、そう考えてもいます。
とはいえ、相場や未来は何が起こるか分かりませんので、XRPであっても
信奉・BETし過ぎる事はリスクにもなり得る事は否定しません。
そのリスクを自身の同許容度と相談をし、分散を心掛けながら腹落ちのする
『活きた』ポートフォリオ作りに努めていきたいです。
常に思考停止せず、自分を疑い、取り残される事のないように
動いていきましょう。
以上、この記事が読んで頂いた方々のお役に立てば嬉しいです。
お読み下さりありがとうございます⛄
何か質問等ございましたらこちらまでご連絡下さい。
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