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#70 失敗して欲しくない親心

今日は、いつも言っている仕事先でちょっと話題になったのが「親の気持ち」についてでした。お話ししていた人は高校生を娘に持つ家庭の人で、娘をどうやって勉強できるようにすればいいかでちょっと話してました。その会話の中で一番気になったこととして「娘には失敗してほしくないんだよな~」って話でした。今日はちょっとそこを掘り下げていこうと思います。

失敗してほしいんだよな

その前に、その結論に行くために話していた「理想の勉強法」について書いていこうと思います。高校生が一番悩むことっておそらく「勉強してもうまくいかん!」ってことだと思うのです。数をこなしたり頭に詰め込んでもうまくいかない、どうすれば学力が伸びるんだって話は高校生もそうだし、親御さんでもそういうことに困っていると思うのです。
若輩者ですが、私が思っている理想の勉強法って「いろいろ試してみる」ってことだと思うのです。正直、東大の人の勉強法だとか、noteとかで売っている勉強法とかめちゃくちゃはまる人って少ないと思います。大体そういう人って天才ですから。しかし、まれにその勉強法が自分にとってはまるときがあって、はまったときはこっちのもんです。しかし、その境地に至るためには数をこなさなければなりません。失敗をいっぱいして、そして当たればいいのです。そんな感じで、一杯失敗してそこから成功をするってことは重要だと思うのです。

けど失敗してほしくない

と言いつつ、会話はじゃあいっぱい失敗しようぜ!なんてあんま言えないよねぇって話になっていました。だって、その失敗はすでに親や先人たちが間違えてきた道なのですから、子どもにはその道をすっ飛ばして成功の体験だけをしてほしいのです。私がこうしてきて後悔してるんだから、挫折してきたんだから子供には経験をしてほしくないってのが親心だと思います。じゃあそういう失敗経験を語ればいいじゃない、と言うと人間はそう単純ではなく反発をするもんです。特に中高生なんて反抗期なのですから親が言ったことに対して「そんなこたぁねぇだろ、お前が悪いんだろ」みたいに聞く耳を持とうとしません。そこで親ってどうしたらいいんだろうねぇって話で会話は終わりました。

どうすればいいんだろうな

失敗してほしくないから親からいろいろ言ってしまいたいんだけど、一番は子供自身から気づいてほしいってのはほとんどの親御さんに当てはまることなのではないのでしょうか。けど、どうすれば本人が気づくようになるのか、って考えるとやっぱり失敗を重ねさせるしかないのかなぁと会話が終わった後に思っています。だから、私が親になったら様々な選択肢を提供できるように、まずはお金をちょっと稼がないといけないし、その選択肢を提示できるように知識を入れないといけない、って考えると育児って大変だぁって思いました。ほんとに。

今日はここまで。また明日。