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#40 眠れない夜に何を想う

人々の間には「眠れない夜もある」という表現をすることが多々ありますが、そのようなときってどのようなときなんだろうって思うことがよくあります。

私は、(おそらく)過眠症みたいな体質で1日14時間とかざらに眠れる体質をしています。そして、9割くらいは寝ようと思って横になったら5分くらいで寝れて、残りの1割は15分くらい経っても寝れないなぁ、と思ってたらいつの間にか寝てるみたいな感じです。だから、眠れない夜というのを体験したことがなく、ロマンチックにちょびっと憧れている私にとってはうらやましいなぁと思うのです。

もちろん、「眠れないってのは不幸なんだよたわけ!」という意見はもっともですのでこんな人の戯言を受けいられられないのであればごめんなさい…

眠れない夜って精神にくる…気がする

文献とか見る限り、眠れない夜って様々な事を考えたり思い詰めて頭が活発になるあまりに睡眠というシャットダウンができない状況、みたいな感じだと思うのです。もともと寝たり夢を見たりするって脳がやってるんだからそりゃそうか、と書いていて思いました。

じゃあそのくらい考えるってどんな感じなんだろうってなるのです。私は集中力もないし、脳のキャパシティが特別に狭いというわけではない(忘れっぽいのはあるので、狭いなりにやりくりしているという説はある)のでよくわからないんですけれども…

私が個人的に重大に受けとめることだろう、と思うこととしては自分に関することだろうと思います。自分はだめなんじゃないかという自己肯定感に対しての悩みだとか、恋煩いというくらいなのだから恋に関する悩みとか。ぱっと思いつくだけで2つくらいあります。

自己肯定感となるとどうなるのでしょうか。私は本当にこれでいいのか、職場でずっと叱られてばっかりでメンタルボロボロになってしまったとか、鏡を見てなんてさみしいのだろうと気が滅入るだとか。小説だと、社会から参照した自分の像に対して嫌悪感を持っていたりしますよね。社会とか、とある集団に対して憎みがち。けど、社会に対して憎むだとかロマンチストでいいよなぁとか蚊帳の外の人間が思います。

また、恋煩いというのは一番「眠れない夜」としてきれいなものなのだろうなぁと思います。平安時代だとか、女の人はずっと家に待って男の人は女の人の家に行くという通い婚のシステムを取っていることもあって「あの人は今何を想っているのだろう」と眠れなさそうな夜の歌を詠んでいるとちょっとロマンチックでうらやましいなぁと思います。あと、未だと真夜中に適当に出したLINEに既読がつくのか、つかないのか、ついたらどんなことを想っているのかなと相手の気持ちを推し量ったりするその気持ちと気持ちの間の「隙」をとても味わえる、それが真夜中の空気感がして好きなのです。

「すぐ忘れる」からそんな夜は来ないんだけど

以上のことを考えると、私って様々な事に対して「すぐに忘れる」から思い詰まることなんてないし、寝れない夜なんて来ないってことを考えるとおめでたい体質何なんだろうなぁと思います。けど、眠れない夜を体験している人も、1つのことに専心して考えるということはよく考えたこととしてあなたの記憶に強く印象付けられるでしょう。そして、ロマンチストの私としてはちょっとうらやましかったりする、そんな夜です。

こんなことを書いていたらまた眠くなってきてしまいました。今日も早く寝ますか。おやすみなさい。

あと、今日もまとまりのない文章のような気もしますが読んでいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。