自殺未遂の話

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2023/07/06の21時前
私は電車に飛び込もうとしました。

5日経った今でもスローモーションになったあの瞬間を、運転手さんの顔を覚えています。

私がなぜ生きてるか
答えは至極簡単です

手を引かれたからです。 黄色い線を超えてあと一歩 そんな時に「危ないよ」と言って声をかけてくれたおねーさんが居たからです。

なんで と思いました なんの責任が取れるんだと。私はもう死なないといけなかったのに。と最初は思いました。だからしゃがみこんで泣きました。どうしようもなかったんです。人生で最大級の勇気を振り絞ったのに死ねなかった事実を受け止めるには私の心はボロボロ過ぎたんです。

黙って水を買ってきてくれました。たわいのない話をしてくれました 地元ここ?とか学生さん?とかそんなことを話してくれて いつの間にかインスタ交換してて ご飯食べに行こう!って。だから私は生きてます。

なんで死のうと思ったか
某服屋さんで買いすぎたからです。双極性障害の怖いところだと思います。楽しかったんです買うことが。たのしくてたのしくて、駅で現実に戻ったんです 私これクレカで買ったのはいいけど払えなくない?って。馬鹿ですよね。私もそう思います。 けど知ってて欲しいんです。これが現実です。病気の人間はこんなことすら死へ向かうトリガーとなるんです。ショッパー持ったまま 遺書書いてるしと思って 死のうとしました。 買った服着るために生きようとか当時は思いつきもしませんでした。バイト帰りで疲れてて、カフェに行ったんです このまま帰るの怖いなと思って。そしたらこうなったのでまだ外に出るのは少し早かったのかもしれません。けどだからといってバイトを辞める訳には行かないしクレカの請求は待ってくれないので 私は今日もバイトのためにあの駅を使います。

もしかしたらあなたの横の座席に座ってる人が あなたの前に立っている人が 私と同じように常に死のトリガーと隣り合わせに生きてる人かもしれません。私が伝えたかったのはただそれだけです。

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