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【願書ネタ・全員公開】江戸東京たてもの園に行ってみた

いつもお世話になっております。

今日は、江戸東京たてもの園に行ってきました。ここには、2・26事件で若い将校の凶弾に倒れた高橋是清の家があるからです。

最近は、安倍元首相が暗殺されたり、ロシアがウクライナに戦争を仕掛けたりと、第二次世界大戦以降に確立された枠組みが壊れつつあるような気がしています。おそらく、近い将来、台湾は中国に征服されますよ。

成蹊志望の方は、安倍元首相の暗殺と高橋是清の暗殺を組み合わせて願書を書いても良いと思います。二人とも国を想う立派な政治家でした。

他の方は、ロシアとウクライナなどの関係に触れ、高橋是清という人物がどれほど豪胆であり、明治時代の政治家がどれほど国のことを想っていたのかということに触れても良いかと思います。

これが高橋是清の自宅です。

彼は、この家の2階の8畳間で寝ているところを若き陸軍将校に2月26にいに襲撃を受け命を落としました。その現場がこちらです。


高橋是清がいなければ、今の日本はありません。

日露戦争の際は、とにかく日本には戦争をするためのお金がなく、高橋是清は政府の命を受け、ロンドンにとびました。

彼は人間味があって外交手腕に長けており、国際的な信用を築くために多大な努力をしました。彼の誠実さと知識は、投資家たちに信頼感を与え、日本の国債を何とかさばくことに成功し、近代日本の礎を作ったのです。

現在、ウクライナが戦費調達のために国債を調達しようとしていますが、これは楽勝でさばけます。

ロシアがウクライナから徹底する将来は、簡単に予想できます。核についてはロシアは使えません。核でウクライナをぼろぼろにしたら、その後、使い道がないからです。ロシアは地上戦で勝つしかありませんが、その可能性は限りなく低い。

しかし、日露戦争が勃発した時、日本がロシアに勝つと思っていた人間は世界に誰もいませんでした。日清戦争では運良く勝ちましたが、ロシアに勝てるわけがないだろう、というのが大半の意見でした。

そこを高橋是清を中心とした若き官僚たちが、命を削って信頼を得て国債をさばききったわけなんです。

高橋是清はその後、大蔵大臣や首相を歴任しましたが、割と質素な家に住んでいたんだな、という印象です。廊下も狭く、すれ違いなどできません。

そんなに見栄を張る必要はない、家族が特段不自由なく住めれば十分、という彼の性格を表しているようです。

見栄ばかり張りたがる、私立小のママたちに彼の生きざまを教えてあげたいところであります。

高橋是清邸の他には、昭和初期の商店街が立ち並ぶゾーンがあります。

ドイツから来ていたご夫婦に「お二人の写真を撮りましょうか?」といったところ、「いいえ、大丈夫です」と綺麗な英語で返されました。

私は、ロンドンで外資系証券で働いていたことがあるのですが、エリートは全員英語を喋れます。隣の席の奴はアルジェリア(母国語:フランス語)でしたが、英語ペラペラでした。中国の奴も。私は正直恥ずかしかったです。

ですから、フランス語の授業をやっている学校へ行かせるご家庭は、大切な時間をどぶに捨てていると明確に認識して下さい。

また、今は寿命がのびてやることがないので、好きでもないであろう絵を描いているご老人が沢山いました。

おそらくこの方は、土日平日問わず来て絵を描いているのだと思います。

私は、こうはなりたくないんですよね。人生は一度きりじゃないですか。もっともっと楽しんで、死ぬときに「ああ、楽しかった」と言って死んでいきたいです。

"One day you'll leave this world behind
「いつか お前も この世を去らなきゃいけないときがくる」

So live a life you will remember."
「だから、忘れられないような人生を送るんだよ」

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