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◆気がついたらスキをつけていた逆プラ作品まとめ・その12◆

おれだ。逆噴射小説大賞2020がやってきた。祭りの空気に心うきうきしてやりたくなったので、今年も勝手に逆噴射ピックアップを行う。おれが勝手にやっているだけで、公式とは一切関係がないし、ピックアップされたからっておれの作品にスキをつけたりサポートしたりしなきゃいけないことも全然ない(していただければ感謝致します)。選ばれなくても気にするな。おれも気にしない。応募作品でない通常の記事は、また別にやる。

前回はここだ。なんと懐かしい。遡って当時のを振り返ってみてもいいな。

おれの一発目はこれだ。全部撃ったら後でライナーノーツ行為する。

では、初日に撃ち込まれた弾丸からピックアップしていこう。

◆屍◆

一発目。ニューネクロマンティック

戦場を駆け抜けるのは、死体を動かすネクロマンサー。彼が出会ったのは、謎めいた半透明の少女。異なるものが出会う時、物語が始まる……。ヒロイックな感じがする書き出しだ。おれの一発目と素材は似てるが、おれのにはむさいクソ野郎しか出てこない。肉片がそっちへゲスト出演してるかもだ。

◆極◆

二発目。あほと極道

クソ底辺のあほがあほと一緒にタタキ(強盗)をやったら、ヤクザの身内の家だった。ヤクザに捕まり完全に詰んでいる状況だ。異世界に転生するか、救い主が現れるか。否、くたばるか、仕事をするかの二択だ。後者を選ばなけりゃ話が終わるが、ヤクザがこんなあほに命じる仕事とはなんだろうか。あほのダメさがあまりにREALなのでスキをつけた。

◆夏◆

三発目。ひゅるひゅる、ぐちゃぐちゃ

画像が一発目と同じだが偶然だ。クソ暑い真夏に、天からハエ取り紙のばかでかいのが降りてきて、でかいゴマ粒を振りまき街を破壊する。エヴァンゲリオンの使徒かなんかだろうか。とんでもない状況なのに語り手は飄々としていて、ボロクーラーに文句をつけたりしている。文体が独特でおかしみがあり、スキをつけた。

◆肌◆

死発目。死んでも死にきれない男

ホットなベイブの刺青肌に、あいつの名前を見出した。刺されたぐらいじゃ死なない男が、生きる理由を見出した。殺せ!殺せ!墓碑銘ベイブも気になるし、二人の男も気になるし、モー、どうなっちゃうの?

◆金◆

五発目。王様の耳はロバの耳

地に足がついた静かな、そして不穏な作品だ。家族のいる新聞記者ゴードンのもとに、かつての仲間ハロルドが訪ねてくる。触れたものを黄金に変える伝説の王の名を冠したものの原版を、ゴードンは持っているという。先生、ファミリー、仕事、銃。足を洗った裏のビズ。果たしてゴードンにはこの先どんな運命が待つか。

◆鴉◆

六発目。倫敦!倫敦!

スモッグ煙る魔都ロンドンにが舞う。恐るべき猛禽が群れをなして襲い、盗み、肉をついばむ。そんな連中から貨物馬車を守るのは、インバネス・コートを纏った半人半鴉の誇り高き怪紳士だ。舞台も主人公もなんともゴシックで格好良い。

◆銃◆

七発目。変人胡乱窟列伝

銃の国アメリカ西部の果てに、あの屋敷を築き続けたご婦人が登場だ。彼女は思い出と共に屋敷に籠もってメソメソ暮らすだけの女ではない。大富豪の有閑マダムはご退屈だ。呪われた魔女の命を求めて、胡乱な奴らが集まってくる。千客万来、仕掛けを御覧じろ!

◆Don't need reason◆

◆Don't need rhyme◆

今は以上だ。また溜まったらやる。

【以上です】

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