【つの版】「忍者と極道」感想・第86話
ドーモ、三宅つのです。月曜昼のタイムラインを騒がせる漫画『忍者と極道』の感想置き場です。面白いので一読をおすすめします。
前回はここです。先週は定期休載でした。
当然ネタバレばかりですのでお気をつけ下さい。Twitterに流れる様々な感想ツイートを貼り付けたりもします。スクショ入りのを貼ることもありますが控え目にします。詳細はご自分の目でお確かめ下さい。問題があれば爆破します。覚悟はいいですか? では、お手元のテキストをお開き下さい。
◆病◆
◆源◆
第86話 CALLING
Call of Gokudou.
極道ィィ!
東京・蒲田でシノハとキワミが!大阪・梅田で呪血兄弟と孔富が!偶然なれど因縁の遭遇!麻薬キメての対峙!いつぞやのガムテ対シノハのごとく、ここでひと勝負と行くか!
安心し給え… この"密"の中 殺り合う気はない
まずはシノハ対キワミ!だがキワミにとってもここは「聖地」、戦場とはしたくないか…危うく服部先生やbkbの首が飛ぶところだったぜ。ならば何故キワミがここに?「ここなら君に逢えると思っていた」のなら、出逢うために(も)来ていたわけだが、今や二人は敵同士!一触即発アトモスフィア!
話がしたくてね
まあ改心できねー悪役はブッ殺すべきだがよォ~~
油断ならぬ緊張感の中、始まるのは……プリ語り!そう、二人が初めて出逢った時のごとく……!絵面はギャグだが二人は真剣!この作品の根幹を貫くぶっとい脊椎こそがプリンセスシリーズなのだッ!なぜならッ!
そんなの社会の勝手だろう
敵はいつだって 肯定されぬまま倒される 生き残るのは"改心"という名の 宗旨変えをした者だけだ
ふざけるな そんなの社会の勝手だろう
なんたる……なんたる身勝手!「社会の利にならぬ」どころか、必死に生きた末に「世の人々を傷付け不幸にする社会の敵」となった者が社会に容認されるとでも?「誰にも共感されぬまま悪として滅される」のは当然では?忍者たちは「同情はするけど容赦はせん」でブッ殺したしてるが。
まあ社会に寄生し害悪をなす病原体やがん細胞はブッ浄化したするしかねーよなァ。はたらく細胞の白血球=サンもそう言っている。ただ、ヒーリングアニマルなる存在は人類ではなく「地球の」味方だったり……。
忍者は極道を「ブッ殺す」…だが、総理たち一般人類社会の構成員は、極道といえど「更生の余地がある」「遅いことなどない」「法の裁きを」と言うかも知れぬ……善とは?悪とは?正義とは?社会とは?全くこれは普遍的な社会倫理的問題ですぜェーッ!(風魔大手裏剣衛門)
君が闘う理由は …なんだね?
キワミの言葉に動揺するシノハ!いかん、耳を貸すな!いや、いずれこれを乗り越えなければならぬこと……忍者としての自我を確立するには!総理の言葉はシノハを支えることになるのか、それとも…?
ネビュラマン
一方、大阪!ウルトラマンならぬネビュラマンのポスターを前に、「怪獣医」孔富は何を語るか!?然り、怪獣もまた人類社会から排斥される「敵」なのだ……!待て次回!
NEXT EPISODE
目の前にあるすべてのものが化け物に視える。
【以上です】
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