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心の声がでかい

0時。

皆さんはどんな本を読むだろうか。僕は全くフィクションが読めない。フィクションみたいな話は僕の人生だけで事足りている。

割と僕は役に立つと直感的に思った本を買う。あるいは人間の叡智や限界みたいなものを見るのが好きで、読めるかわからないようなものも好んで手に取る。先日記事に書いた本が最近手に馴染むのでよく持ち運んでいる。日本実業出版社の「営業の基本」だ。

もう買って一ヵ月近く経つのかと思うと若干驚きを隠せない。そういえばこの時期にExcelの資格が欲しいと思い始めて4月の目標にしていたが、結局GWには間に合いそうにない。FOM出版のテキストを買って試験範囲を大体さらって、ネットで問題集を落としてきたところで止まっている。そいつを片付ける前に肩慣らしにたてばやし淳さんの問題集もやっていたが、これは終わったと思ったら章末問題がもう半分あってちょっと面食らった。なんにしても手をつけた分だけ実力がついているのでやれるだけやろうと思う。

余談が過ぎた。

さてこの日本実業出版社というのがすごい。手に取る本の全てが仕事の役に立つと言っても過言ではない。本屋にいたあの日は1時間くらい同じエリアで立ち読みしていた気がする。

https://www.njg.co.jp/

まだまだ読み終わっていないのだが、僕が独立を無謀にも視野に入れてしまった半年前から、いや正確に言えば新卒の頃から、事業の仕組みや時勢とともに栄枯盛衰を見せるこの世界のすべての企業が織りなす生態系には興味があった。すべては人の動きなのだから、どんなに自分にとって遠くに感じるものでも、そこには目の前にいる人の働きが関与しているのだ。コメダも無印も、マックの店員さんも、あの時入り浸っていたバーにもそこにいたお客さんにも、自分の持ち前の仕事がある。時に信じられないほど素晴らしい仕事をしている人が身近に現れるということがよくある。それにいつまでも面食らってはいられないという悔しさと、漠然とした好奇心がずっとある。

それを理解するとっかかりとして「営業」というキーワードに目を付けた。本来僕は人が苦手で、できれば営業など無縁の生活をしていたかった。しかし自分で食い扶持を稼ごうと思ったら考えないで生きるのは無謀が過ぎる。今の職場には「今日だけうちの事業所に来てる」と言って定期的に来る営業の方がいる。加えて現場のほうにも取引先の方が来る。僕も案件を上司から巻き取ってからというもの、初めてそういう人に挨拶するようになった。

加えて、僕が勝手に影響を受けている世界のあれこれは、誰かがけしかけた無数の営業によってデザインされたものだ。自分で音楽をやっていても、最近ありがたいことに法人の方から定期的に連絡が来る。こういう方と話しているとただ音楽をやるだけではだめで、社会人として世界にどういうものがあるかをちゃんと知っていないと成功はできないと気づいた。その瞬間、これは僕の内面にも懐刀として持っておかねばならないと直感した。

本書の内容には触れないが、僕はやたら勉強中の心の声がでかい。所感がめちゃくちゃ出て進まないのである。技術書を読んでいた時もそうで、結局これは僕の感受性が豊かなせいでもあり頭がそこまでよくないせいでもあるのだが、順番に所感と手に入れた情報を整理しているだけで人より多くの時間を要してしまう。味わっている暇はないとわかっているのだが、これは研究室から勉強を本気でやってしまった弊害かもしれない。仕事のシーンではもっと早くしてくれとか、メモは全部取るものではないとかよく言われる。愚直さが治る気はあんまりしていない。

所感と言えば、とりあえず話が逸れないように飽きさせないようにだけしながら、このくらいの文量を30分くらいで出せるようにはなった。でも別にそれがどうしたという感じで、あまり役に立ったと感じたこともない。

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