見出し画像

今を変えるには自分でブランドを立ち上げるしかなかった【Xlimitプロデューサー:葛城名保恵】

こんにちは!
Xlimit編集部です。

Xlimit(エクスリミット)は、ストリート系のキッズファッションブランドです。ファストファッションよりもオシャレで、イケてる洋服を探していた方はぜひXlimitで洋服を探してみてください!

今回は、Xlimitのプロデューサー葛城さんにインタビューをしました!
どうしてXlimitを作ったのか、どういう思いが込められているのか語って頂きましたよ。ぜひお楽しみください!


無限の可能性があるという願いを込めたブランド

画像1

――Xlimitの由来を教えてください。

無限の可能性を応援するファッションブランドでありたいなと思って、『Xlimit(エクスリミット)』という名前にしました。

このエクスリミットの名前を決めるのに何ヶ月かかったかな(笑)。
3~4ヶ月? もっとかかったかもしれないです。

――Xlimitにはどのようなメッセージが込められていますか?

Xlimitの頭文字はアルファベットの『X』ですが、これは『バツ』を意味する記号なんです。
No Limitって読ませようかとか、色々あった中で、最終的にエクスリミットに落ち着きました。

Xlimitには「限界をこえていけ」「制限をかけるな」「リミットをかけるな」というメッセージが込められています。
このメッセージには、子どもにはもちろんですが、両親を含めた大人に対しても「子どもたちには無限の可能性があるよ」という想いも込められているんです。


――Xlimitがファッションブランドとして表現したいことを教えてください。

先程と重複してしまいますが、子どもたちだけではなくて大人に対するメッセージでもあるので、「できない」「そこにはまだチャレンジしなくていい」という制限をとっぱらってほしいんです。

これから何にでもなれるし、選択肢はひとつじゃない。無限にある。
大人はその可能性を狭めてはいけないと思っているし、そういうことをファッションを通じて伝えていく。
そこがファッションブランドXlimitが表現したいものです。


――Xlimitの公式ホームページに「Xlimitの使命は、全てのスポーツキッズを応援・サポートしていく」とありますが、XlimitのXにはエクストリームスポーツのXの意味も含まれているのでしょうか?

実はスポーツキッズを応援するという使命は最初から決まっていましたが、Xが「エクストリームもかかっているな!」と後から気付いたんです(笑)。

なのでXlimitが応援しているスポーツキッズは、エクストリームスポーツに限定しているわけではなく、サッカー、野球、ダンスをはじめとした、様々なスポーツに関わる子どもたちを応援していくブランドにしたいと考えています。


――なぜキッズスポーツに着目をしたのでしょうか?

私の子供がランバイクレースに参加しているんです。
そのランバイクレースでは、子どもはもちろんですが、大人も自分の子どもの頑張りを本気で応援しているんです。
ランバイクレースに参加している人たちは、子どもも親も限界なんて信じていないんですよね。
この熱をファッションという形で表現をしたいと思ったんです。

ランバイクとは、地面を足で蹴って走る乗り物です。


人とかぶらないおしゃれができるブランド

画像2

――ランバイクのプロテクターなどの関連グッズではなく、ファッションで表現することを選択したきっかけは何ですか?

ランバイクのプロテクターとかだと、そこに興味のある人の手にしか届かない。
けれども、お洋服は毎日使い、誰の手に届くものですし、目に触れやすいものなので、メッセージを伝えやすく、また表現しやすいと考えたからです。

そしてアパレルという業種は、私が得意なジャンルでもあるので、ファッションという形を選択することにしました。


――既存のファッションブランドとの違いを教えてください。

ランバイクをやっていて気付いたのは、レースだったり練習会で着るチームウェア以外の、カジュアルでおしゃれな服がないなということです。
あとは大人も子どもも、ある程度のおしゃれなカジュアルとなると、似通ったブランドに集まってしまうんですよね。普段のお洋服だと、いわゆるファストファッションに集中してしまいます。

子どもの成長は早いのですぐにサイズが変わっちゃいますし仕方がない面もありますが、人と同じものを着たくないし、子どもに着せたくないと思ってしまう私には、そうせざるを得ないという現状が不満でした。
この状況をなんとかしようと思ったときに、これはもうブランドを立ち上げるしかないかなと思ったんです。


――Xlimitはどのような方に選んでもらえるブランドになりたいですか?

「人とかぶらないおしゃれを子どもにさせたい!」と思う人の願いをかなえたいと思っています。
また、子どもにおしゃれな洋服を着て、ファッションって楽しいんだってまだ気付いていないママにも届くようなブランドにしたいです。
Xlimitは、お子さんと過ごす時間を楽しむためのファッションとして選んで欲しいですね。
そのために私たちは、子どもたちが着るもの、必要なものを大人の目線で作っていきます。


――子どもたちのために考えられているポイントはどこですか?

今は綿100%のTシャツを中心に取り揃えています。
子どもって汗をたくさんかきますし、お外でも元気に遊ぶのですぐに汚れてしまうので毎日の洗濯をしっかりとやらないとダメなんですよね。
だけどすぐに痛んでしまったり、首回りが伸びてしまうことに悩んでいるママは結構いると思います。

しかし、XlimitのTシャツは実際に触っていただくと分かるのですが、生地がかなりしっかりしているので、首周りが伸びにくいという特徴があります。
生地も傷みにくい素材ですので、安心して毎日じゃぶじゃぶ洗ってもらいたいです。

ゆくゆくはアレルギーを持っているお子さんのためにも、化学繊維の少ないものや肌への刺激のないもの、
縫い目のないシームレスなものなども取り揃えられるような体制を目指していきます。


――ボーイズ・ガールズでアイテムを分けていない理由を教えてください。

Xlimitは、スポーティなファッションコーディネートができるラインナップを用意しているという自負があります。そのため、ガールズ向けのリボンやフリルというようなあしらいはスポーツ向きではないかな……、と思っているので今は作っていません。

メッセージの込められたTシャツからスタートしたということも、デザインが分かれていない一因です。今後はガールズっぽいシルエットのものだったり、デザインだったりと変化を付けていく予定です。

また、90cmからのサイズを準備しているのもXlimitの特徴のひとつです。
兄弟姉妹でのコーディネイト、色やトーンをかえたおそろいコーデはお子さんならではの楽しみですので、男女問わず、小さい頃だからできるファッションの楽しみ方をご提案していきたいです。


――葛城さんには女の子のお子様もいらっしゃいますが、Xlimitへの反応はいかがでしょうか?

私の娘は今3歳なんですが、私がXlimitのTシャツを着ていると「自分も着たい」と言ってくるんですよ(笑)。
ある日たまたま私と息子のTシャツがXlimitの色違いだったときがあったんですが、その時も「なんで私のはないの!」って怒り出しちゃうこともあります。

そのときに、男女問わずで子どもたちがお揃いで着たがるTシャツっていいなと思いました。カッコいいデザインは、女の子も着たがるっていうのを娘から学んだんです。


――確かにママとお兄ちゃんが一緒のTシャツ着ていたら、自分も着たくなっちゃいますよね! それがかっこいいデザインになってたら特に!

そうですね。
けどこれって家族だけではないんですよ。
例えばランバイクのチームに属していると、チームウェアを着る機会が多いんですが、そのウェアがかっこいいとテンションが上がって、親の私も「やるぞ!」って思えるんです。それは子どもたちも同じで、やっぱりカッコいいものを着たいと思うんですよね。


――Xlimitだと、大人とのコーディネイトも楽しめますよね。

アダルトサイズとトドラー・キッズサイズが同じデザインってなかなかないんですよね。
例えばパパと娘さんのおコーデってとても素敵だと思うんですが、おしゃれなスポーツカジュアルとしてそれが叶うブランドってあまりないんです。

ファストファッションならそのコーデも可能ですが、そうすると他の人とはかぶりたくないという願いが叶わなくなってしまう。

それを両立できるのが、大量生産ではないXlimitの強みです。
他のブランドでは不足しがちなトドラー・キッズサイズでも、家族やチームで、統一感をもたせたオシャレが可能です。


――Xlimitをどんな場面で、どんな気持ちで着て欲しいですか?

今販売されているTシャツはメッセージ性が強いんです。たとえばPower・Awesomeだとか……、「素晴らしい」とか「自分に打ち勝て」とか、色々なメッセージが含まれています。

Xlimitがメッセージ性の強いブランドなので、そんなアイテムがあってもいいかなと思いました。子どもたちに向けて、「うまくいくよ」「大丈夫だよ」というおまじないのようなものとして着てもらいたいです。

また、スマートフォンのフラッシュで文字が浮かびあがるというような遊び心がプラスされているTシャツも用意しています。

フラッシュを焚いたときだけメッセージが浮かび上がってくるんですが、そういうギミックがあるのも楽しくないですか?
子どもの写真を手軽にたくさん撮ることが習慣になっている今だからこその楽しさだと思っています。
かっこいいTシャツを着て嬉しい、さらに写真を撮って驚いて、そして見返したときに楽しめるような時代を取り入れたアイテムを今後も作り続けていきたいです。


――アイテムだけでなく、ショッパーもかっこ良くて実用的ですね?
最初はネット販売のみだから、ショッパーは要らないと思ってたんです。
商品を配送する際に入れるボックスだけしっかり作っておけばいいかなって。
ですが、到着してボックスを開いた時にサプライズ的な喜びを提供したいと思って、ショッパーも作成することにしたんです。


――ショッパーを通常の袋ではなく、ドローバッグにした理由は?

普段から使ってもらって、大切にしてもらえるものにしたいと思ってドローバックを採用しました。

ショッパー

我が家は子どもがランバイクレースに参加しているので、毎週のように遠征をしているんです。
その遠征では汗でビショビショになった洋服が出るので、それを入れることができる袋が必要になるんですが、紙や布の袋だと使い勝手が悪いんですよね。
「だったら……」と思い、荷物をガンガン入れられるサイズにして、大人が持ち歩いても恥ずかしくないデザインのドローバックを作ることにしました。(※ドローバッグは一定金額以上のお買い上げでプレゼントしています)


時代にあったブランドになりたい

画像4

――今もTシャツはたくさんデザインがありますが、新作投入タイミングは決まっていますか?

8月中旬から、できれば毎週アイテムを増やしていく準備を進めているところです。


――公式ECサイト以外にXlimitを手に入れることはできるのでしょうか?

7月末頃から東京・大阪にある常設店舗で販売される予定です。
ネットショップだけではなく、実際に手に持って見て頂けるように、今後もお取り扱いいただく店舗は増やしていきたいと考えています。

また、レース・練習会のイベントでの出店も実施しています。
レースや練習会での出店は、Xlimitの公式Instagramなどで報告させて頂くのでぜひフォローしてください。


――Xlimitの売上の一部は社会貢献に使用されると公式ホームページに記載がありますが、どのような形での支援になるのかお教えください。

Xlimitは「すべてのスポーツキッズを応援する」という使命を掲げています。
幼児期におけるスポーツの研究など、まだまだ確証が得られていないものがたくさんあるんですね。
専門機関と連携してキッズスポーツの科学的・医学的エビデンスを取得していこうとしています。

Xlimitは今後おしゃれや楽しいという気持ちとともに、正しい情報もお届けできるような存在になりたいです。
また、ファッションを通じて社会に貢献するということにも興味を持ってもらえたら嬉しいですね。


――それでは最後にXlimitの目標をお聞かせください

Xlimitは、みんなが着る巨大なブランドではなく、知る人ぞ知るというブランドであったり、時代にあった「カッコいい」「憧れられる」「愛される」ブランドであり続けたいと考えています。


▼ Xlimit公式オンラインショップ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?