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キャプテンマーベル感想

ついにこの日がやって来た。

※ネタバレを若干含みますので、避けたい方はご注意を

昨年IWで衝撃の絶望エンドを迎え、一体どうなるのか。この状態で1年お預けとは鬼畜の所業と思われましたが、アントマン&ワスプで彼らの陽気さに救われた人も少なくないと思います。(それはそうとアントマン&ワスプ冒頭の、キャシーと冒険ごっこしてるとこマジで可愛すぎませんか)

そこから更に数ヶ月、EG1ヶ月前にようやく、満を持して公開となったキャプテンマーベル。サノスの指パッチンで宇宙の生命体の半分が消滅した世界で、フューリーが消える直前まで連絡を取ろうとしていた超キーパーソン。

EGで一体どういう風に窮地に陥ったアベンジャーズを救うのかは分からないけれども、どうにでもしてくれそうな圧倒的強さと頼もしさを存分に見せてくれた。

彼女の人となりを端的に表してるなーと、観賞後に見かけたこのツイートにとっても共感。

まさにそう。

@149lunettesさんのツイート: https://twitter.com/149lunettes/status/1106570133047255040?s=09

女性のスーパーヒーローはもちろんキャプテンマーベルだけではないし、日本にも世界にも沢山存在している。近いところだとそれこそワンダーウーマンとか。

でもキャプテンマーベルは、女性ではあるけど彼女の立ち振舞いは男女とか関係なくまさしくスーパーヒーローそのものって感じなのがすごく好印象。

インテリジェンス様と対峙してる時に覚醒するシーン、あれすごい良かったよね。

人間だから、何度でも立ち上がる。

過去彼女が体験してきたすべての、挫折や失敗から立ち上がるシーンがぶわっと出てきて覚醒するあの演出かっこよすぎる。

今の時代の流れとも、狙ったみたいにぴったりはまってるし恐るべしマーベル。

一番さ、いいなって思ったシーンがあって。

師匠とも呼べるヨン・ロックとさ、荒野でのシーン。

完全覚醒したキャロルに対してさ、惑星ハラ時代の訓練を引き合いに出して「素手で俺を倒してこそ一人前だ!さあ今こそ証明して見せろ!!」って武器を収めて素手でやり合おうとするヨン・ロックに同調することなく、「え?なんで??」と言わんばかりに間髪入れずフォトンブラストでぶっ飛ばすところすっごく痛快だった。

あれはよく言えば様式美だし、キャプテンマーベルがもし男だったらきっとヨン・ロックの言う通り素手でやりあったと思う。師匠を本当の意味で越えるための儀式って感じで。

でもそんなのキャロルには、女性にはどうでもいいことなんだよなって思うし(男性にだって勿論本当はどうだっていいはず)、ヨン・ロックを本当の意味で倒すとかそんなのどうでも良くて、今できることしなきゃいけないことをするために、身につけた力を行使するのが一番良いってスパッと切り捨てた感じがすごく気持ち良かった。男のエゴみたいなものに乗ってどうすんの何言ってんだコイツ?みたいに飄々としてたもんなー。よかったなー。

会場的には笑いのシーンって感じになってたけど、笑いっていうのとはちょっと違う感覚で見てた。

ほんとに歴代MCU作品のなかで一番あっという間にエンドロールを迎えた作品だった。

EGまであと1ヶ月。

キャプテンマーベルの名に恥じない、最高のヒーローでした。強さもチート級だし。サノスにもひとりで勝てるのでは。





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