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ウィキペディア投稿

ウィキペディアには、ずいぶんとお世話になっている。使ってばかりしては申し訳ないと思うこと、ときどきある。かつて授業で学生たちへのプロジェクトとして課題を課し、むりやり書かせたこともある。その詳細はまたべつの機会にして、今日は数時間使っての個人的な経験を記しておく。

投稿や編集は、アカウントがなくても可能だが、その場合は投稿した内容の修正はできない。アカウントの設定はとても簡単で、たしかにメール確認さえしない。広くドアを開いたスタイルなのだ。一方では、投稿された内容は丁寧にチェックされ、間違った情報、ひいては悪意の情報は、かなり迅速に削除されてしまう。

今日、取り込んだのは、「外部リンク」に自分が作成したいくつかの特設ページを付け加えたことだ。特定の項目を閲覧する人のためには参考になるかと思われる。とりわけつぎのいくつかの項目なのだ。「徒然草」、「黄表紙」、「蒙古襲来絵詞」、「後三年合戦絵詞」、「男衾三郎絵詞」、「絵師草紙」、それに「花押」。

投稿は、項目一番上段の右側にある「編集」タグ、あるいは「外部リンク」の横にある「編集」タグをクリックすることで始まる。二つのタグは同じ画面に繋がる。「外部リンク」が用意されていない項目では、あらたにタイプして、その文字を「段落」から「見出し」という書式を付ければ追加できる。あとは、「書式」から「番号なし箇条書き」を選び、箇条書きでサイト名などの情報を書き出していく。

投稿の記録などについては、ログインしていない状態でも閲覧できる。項目上段の「編集」タグの右側にある「履歴表示」をクリックする。記録にある時間の右側に編集者のアカウント名があり、それをクリックすればその人が関わった詳細がリストされる。一部の編集者はまさに作者という姿勢でこれに取り掛かり、作業中の項目、これから予定なども含めて詳細に書かれてある。頭が下がる思いだ。

ちなみに今日の作業の記録はこう見える。

ウィキペディアへの批判もあれこれと聞かれよう。個人的には、一番の欠陥は、情報のバランスだとあげたい。ただ、それは同時に魅力なのだ。基本情報に加え、予想外のエピソードなどにはよく出会い、漫然と読んでいても楽しい。いまはすっかり読書や調べものの入門にしている。

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