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ボカロ曲紹介06:「さよなら愛しき面影よ」

はじめに

こんにちは、船橋ひなたです。
ご無沙汰してました、時間が取れずに、投稿がかなり空いてしまいましたね…。

でも、記事を書くと、コンスタントに数人は必ずスキしてくださるので、いい感じにモチベを保てています。スキしてくださっている方、そこまでではなくても目を通してくださっている方、ありがとうございます。
おかげさまでこうやって戻ってこれました。

あと最近気づいたこととして、ぼくがいつも書いているような2000字前後の記事よりも、もっと少ない量の記事が多いみたいですね…。

書く分量減らした方がみなさん読んでくださるんでしょうか?
それか、もっと、呟きのような形で投稿した方が長続きするというだけなのかもしれませんね。

タグの付け方もまだ模索している段階ですし、様子を見ながら少しずつ適応していくこととします。

6曲目: 「さよなら愛しき面影よ/Noz. feat. 鏡音リン」

YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=oICmmdU6PD4
ニコニコ動画:https://www.nicovideo.jp/watch/sm40329106

さて、久しぶりに紹介する曲ですが、こちらです。
ついに、初音ミク以外の曲を紹介することにしました。

まずこちら、歌っているのが鏡音リンというVOCALOIDなのですが、Noz.さんの曲のリンちゃんの歌声が超かっこいいんです!!
さらに、そのリンちゃんと一緒にNoz.さんご本人も歌ってらっしゃいます。少し注意して聞けばお分かりいただけるかと。

素敵なコーラスを堪能できますよ!
この曲が気に入った方は、ぜひ他の曲も聴いてみてください!
個人的には、「ヘッジホッグ」や「知らぬがイム」がオススメです。

・・・

さて、閑話休題。
今回の「さよなら愛しき面影よ」の話を始めましょう。

いつも通り、歌詞を見ていきましょう。
今回は最初の歌い出しから。

またいつかって言葉を吐いた
街のネオンが消えないように
手を離せばお前のその顔が
二度と見れないなんて

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/47850.html

リンちゃんのイケメンな声で歌われるこの曲は、別れの歌です。
「手を離せばお前のその顔が二度と見れない」のですから。
お前という二人称もなかなかにクールですね。少し強がっている印象も受けるかもしれません。

実際、「強がりが上手になるように何度も押さえつけて」というフレーズもこの後に出てきます。

さらに、サビ直前。

もうあの頃に戻れないと
気付いたから前を向ける
悲しみを背に行け

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/47850.html

この子は、今回の別れに対して、あらかた心の整理はついているようです。
「前を向ける」、そして「悲しみを背に行け」という強い言葉が、確固たる意志を教えてくれます。もう過去の思い出にはすがらない、昔のことにとらわれず、未来へと視線を向けるんだという姿勢が伝わってくるようです。

その上で、サビで、こんなふうに歌うのです。

せめて今残る思い出よ
もう何処にも行かないで
くだらない程に青春の日々だったわ
二人で居られたこと

https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/47850.html

好きだった人、愛しき面影を振り切って前へと進む直前、名残惜しげに後ろを向いて、ひしとその思い出を抱きしめるような、今まで積み重ねてきた思い出まで完全に忘れてしまうのではなく、これだけはせめて大事に取っておきたいというような、一抹の寂しさを感じさせる歌詞だと思います。大好きな詞です。

なんというか、「強がり」という単語が出てきた通り、100%完全に振り切れたわけではなく、少しは未練とか名残惜しさが残っているように見えるんですよね。
そりゃあ、前回紹介した曲である「君の体温」ほどの女々しさは無いものの、それでも少しだけ、別れに対する哀しさが現れていると思います。

一言で言えば、エモい、となるのかもしれませんが、そんなエモい曲をこのNoz.さんはたくさん作られています。ぜひ、たくさん聞いてみてください。

ここでは触れませんでしたが、曲の展開もそのエモさを加速させており、「転調の魔術師」なんて異名を、ある視聴者からコメントされたほどです。

・・・

よし、今日はここまで。
正直、自分でも納得できる出来にはなっていないと思っていますが、妥協というかなんというか、これで失礼します…。

それでは。また会えることを楽しみにしております。

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