見出し画像

【100日チャレンジ完走した感想/マキシマ】

無事に完走しました!

▼企画についての詳細はコチラ!

2023年8月1日に始めた100日チャレンジですが、 無事に11月10日に完走をすることができました!
依頼を頂いたVtuber・活動者さんのイラストを描いて投稿するという企画。 毎日1人を描くから、100日続けて100人。 時には、描いていくところをリアルタイムに配信しながら描いてきました。

100日チャレンジで描いてきた人を全員並べてみました。

描いてきたイラストをズラーーーっと並べてみたのですが、我ながら圧巻ですねえ…。これを依頼で一ヶ月で描いてくれ!って言われたら、いくら積まれても動揺しちゃうかも…。
このnoteでは、やろうと思った経緯からちょっと振り返ってみようかと思います。

なにか、自信がほしかった

前職を辞めてから、間を埋めるように始めたのがイラスト業でした。
最初はコロナ禍で疎遠になってしまった人たちを繋ぎたくて、特技の似顔絵を依頼者と通話をしながら描くというもので、そこからVTuberの活動を始め、色んなイラストを描かせていただくようになります。だから、仕事とも言い切れず、中途半端な状態のイラストレーター生活を2年ほど続けてきたような状態です。

ただ、需要と供給のバランスが成り立って仕事が発生している…という理屈は理解している一方で、どこかに申し訳無さがあったり、お情けで依頼を頂いているだけだというような、仕事をする上で良くない卑屈さがあり、不純さを自分自身に感じているところがありました。
それは、独学で始めたことや、実績や後ろ盾となる自分の経歴がないところから来たものだと自己分析しました。

けれど、イラストの仕事は楽しいです。続けたい。
これからも、イラストの仕事を受けていく上で、もっとクリエイティブな仕事や作業をしていく上で、ターニングポイントが必要だと考えました。
ここから変わった、自信を持ったと思える、強くて大きな転換点が必要です。11月13日に誕生日を迎えるまでに、なにかやったと思えることをしたい。これをやり切ったら、僕は自分に自信を持っても良い。 もしやりきれなかったら、クリエイティブなことを生業とするのを諦めよう。

そういう思いで努力のフォーマットとして定着していた『100日チャレンジ』を始めてみました。


やりながら気をつけていたこと

100日チャレンジを続けていく中で、絶対厳守で気をつけていたことが3つあります。

  • 毎日、何かしら新しい挑戦を意識すること

  • 意識したことに、囚われすぎないこと

  • 一番大切なのは、喜んでもらうこと

そもそも全身を描くという企画ではなかったのですが、全身を描くようになっていったり、新しいブラシや手法を試してみたり、ちょっと描いたことのない向きを描いてみたり、苦手な銃を持たせてみたりといった、少しずつ自分の出来ることを広げていこうという意識をしていました。
せっかく100日続けるのであれば、なにか着実に成長したい。

しかし、僕はどうにもこだわりすぎてしまう性格で、昨日よりも今日、確実にクオリティを上げる!と思ってしまうと、1つあたりの作品をアップすることへのハードルが上がりすぎてしまい、焦りのせいで足取りが重くなってしまいます。
なので、なるべく毎日2時間ぐらいまでに完成させ、100日完走することに重きをおいて、なるべく軽やかに、気軽に投稿まで行うように意識をしていました。

成長したい気持ちの前に、大前提で被写体のVの方や、そのリスナーさんに喜んでもらいたい。
一つ一つの作品のクオリティが上がったか下がったかは、被写体の方にはあんまり関係のないことだと思います。毎日、被写体のVの方の個性と向き合って、それを引き出すことが再優先。

自分と相手のバランスを考えながら、作品に向き合うということをやっていきました。


努力観が変わったことが一番大きい収穫でした。

100日経って、多くの人に出会うことができて、今日の誕生日にはたくさんの祝福をいただくことができました。嬉しかったです。

完走してきた今思うのは、『そこまでキツくなかった』ということです。

配信をしながら過程も併せて届けたり、必ず喜ばせたい受け手が明確にいるというやり方が自分に合っていたというのもありますし、自分はイラストを描くこと、届けることを楽しみ続けることが出来るということを実証してくれました。それは、自分に自信を与えるには充分すぎるほど嬉しい経験でした。

ピンポンという大好きな漫画で、『血ヘド吐くまで走り込め、血便出るまで素振りしろ』というセリフがあります。努力というのは、体調の悪い日でも机にかじりついて、ひたすらに続けるべきで、イラストレーターになることが出来るのは、そういった努力をすることが出来る人間。でなければ、好きなことを生業にするのは不可能である。というふうに思っていました。 書き上げたクロッキー帳の冊数が、その作家の価値だとも思ってしまうこともあります。

そういった理想を持っているからこそ、自分は大して努力をすることができない人間で、何も成し遂げて来てはいなかった。と自分を責め、自信を失い続けて来たのですが、そもそもの努力観を改めるべきかも。と思うようになりました。

100日チャレンジを完走した人は、きっとずっとたくさんいます。 僕よりもハードな1日を積み重ねる人もいるでしょうし、そもそも仕事でやっている人は、100日チャレンジどころじゃなく、1年チャレンジだったり10年チャレンジだったりすると思います。美大コンプレックスがあるのですが、それは、そんな日々を過ごしてきた人と、そうじゃない自分とでは、確実に超えられない壁があるような気がしてしまうからです。100日チャレンジをしたところで。などとなどと。

しかし今では、そういった人たちも100日目の続きにいるんだなぁと思うのです。と同時に、100日チャレンジを始める前の僕も、別に努力0日ではなかったとも。

とにかく、確かに100日チャレンジで劇的に自分が素晴らしくなったということは無いんだけど、それでも、歩き出した。とは言えるんじゃないかなと。

努力とは、キツイキツイと言いながら続けるものでもなく、なにか毎日や1つ1つの作業に楽しみや成長を見出して、地道に積み上げていくものなんじゃないか。そういう過程を面白がりつつ、長い旅のように、ブラブラして活動していきたいな。と思うようになりました。

100日間、とても楽しかったです。 これから、また新しい100日間。新しい1日目が続いていくのが、今はとても楽しいし、また100日後には、僕はどうなっているんだろうと、ワクワクもするんです。 100日間やり遂げて、本当に良かったと思います。

▼最近、めちゃくちゃ刺さった、ウメハラさんの切り抜き


これからについて

さて、100日チャレンジを終えることができましたが、年内目処で、ちょっと後片付けのようなことを済ませて行こうと思います。

まずは、描いていく途中のメイキングの動画を背景に、その人を紹介するショート動画を作成していたのですが、40日目とかで止まってしまっているんですよね。なので、全員分の動画を作成して、投稿したいと思っています。

次に、ポートフォリオとして、100日間の作品を見返しやすいInstagramのアカウントを作成して、そこにまとめて投稿していこうと思っています。コチラについては、作業が完了次第改めてご報告をさせていただこうと思いますので、その暁にはフォローなどしていただけると嬉しいです。

とりあえず、そんなところですかね。ゆっくりと進めていきますので、楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。

描かせていただいた皆さんへ

この度は、ご参加いただきありがとうございました。 実は今回の企画で一番ハラハラしていたのは、自分で100日続けられるかどうかというよりも、『描いて!』といってくれる人が100人集まるかどうか?というところでした。 なので、この企画を終えることができたのは、皆さまのおかげということになります。
配信に来ていただいたり、作品をRTしていただいたり。 僕はアナタに出会えて、とても良かったです。
2点ほど、お伝えさせてください。

  • 描かせていただいた方の希望があれば、透過のイラストをお送りさせていただいております。コチラは、おはVや配信のサムネなどにご利用いただけます。利用の際は、#XIIXth_shovel などのハッシュタグや、概要欄に”illust: マキシマレゴ”のように、何かしらの形でマキシマとイラストをタグ付けをしていただけるととても嬉しいです。必須ではありませんが、ご協力よろしくお願いします。

  • SKIMAにて課金いただいた方は、suzuriやPIXIV FACTORYなどのサービスをご利用してのグッズ作成と販売をしていただけます。今回の企画での作品を気に入っていただけた方、グッズを作成する予定のない方も、投げ銭としてご購入いただけると、活動資金になる以上に、商業作品としてやっていける作品が作れたのだな!という自信になるので、もしよければご検討くださいませ。

この2点目については、50日目までの方にはお伝えして居たのですが、そこからサボっていて知らなかったという方も多いと思います。というか、半分ぐらい知らなかったってですよね、ごめんなさい。ハラキリ。
今のところ、何人かご購入いただいており、実際に作成していただいた方や、グッズの販売を始めた方もいらっしゃいます。とっても嬉しい。

僕の作品は、印刷物とかでも非常に映えますので、もしよければ!
わからないことや疑問点などあれば、お気軽にDMしてくださいね!


全ての応援してくれた皆さんへ

100日チャレンジを応援してくださって、ありがとうございました!!
いっぱい描いてきましたがとにかく、楽しかったですし、楽しかったのは、観てくれて、応援してくれて、ここまで読んでくれるようなアナタがいたおかげです。あざます!

100日チャレンジをキッカケに、色々とSkebなどでご依頼をしていただいており、つまりこれからも何かしらの形で皆さまには僕のイラストをお届けしていきます。引き続きご依頼もお待ちしております!!!上達を実感していただけると思いますよ!(セルフハードル上げ)

https://skeb.jp/@XIIXth_shovel

これから挑戦したいこととか、誕生日を迎えて思ったこととかは、別途記事にまとめておりますので、もしよければそちらも読んでいただけたら嬉しいです!

とりあえず、それぐらいですかね。
来年の同じぐらいの時期には、もう一度、100日チャレンジをやってみたいですねぇ。
なんつって。(重要)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?