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オトナ買い

幼少の頃は過度に内向的で、
いつも一人遊びしていた。

家で図鑑を読んだり、
庭にいる虫を一日中観察したりと
一人で何かに熱中するのが
一番落ち着く時間だった。

今思うと内向的だったというよりは、
子供ながらに他人に合わせるのは
精神的にとても疲れると思っていたし、
何より他人から時間を奪われるようで
キライだった。

けど、小学生になるころには、
友達と遊ぶのもとても楽しいと思えるように
なったし、誘われて入ったバスケ🏀クラブに
熱心になって(結局高校まで続けるのだが)、
身体を動かすのも好きになった。

けど、やっぱり一人の世界に入り込んで
知らないことを知るという知的好奇心を
くすぐられるのが一番の興味の対象である
のは変わらなかった。

たまに体育の授業が雨の日で中止に
なったとき、図書館で自由に過ごしていい
という時間があった。

図書館の本の中で
特にみんなに人気があったのが、

はだしのゲン、
そして小学館の日本の歴史だった。

授業中にマンガを読んでいいなんて
何て素晴らしい時間なんだ!と思ったものだ。

一旦読み出すとマンガといえど
ギッシリ情報が詰まっていて読み応えがあり、
なかなか先に進めない。

続きが読みたくなって、
借りようとしても大概お目当ての巻は
決まっていつも「貸出中」だった。。

……

欲しくて仕方なかったときは過ぎ、
今では小学生の娘を持つ父親になった。

コロナで娘も学校に行けない中、
何か家でも学べるものは、と前から気になって
いた「スタディサプリ」なんかもやっている。

これはかなりいい!(が別で紹介したい)
正直娘がうらやましい。。

その他面白いものないかなぁ、
と探してたら、

何と!

日本の歴史が期間限定で読み放題!

というのが目に入った。

瞬間、小学生のときの感情が
ムクムクとこみ上げてきた。

欲しい。。

で、これみよがしに、娘に読ませてみる。

けど女の子はだいたい歴史なんか
あんま興味ないことが多いから、
一択だとたいして読まずに、要らないって
言われそう。。

だからあえて小学館、集英社、角川文庫
それぞれ読ませて選択肢を与えてやるw

娘には、面白そうだと思ったら、
どれでも好きなやつを後で買ってもいいよ〜

と冷静を保ちつつ伝えたものの、
心の中では絶対小学館を選べよー
と叫びながらw

結果は写真の通り^^

毎晩少しずつ読むのが、
今の楽しみの1つである。

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