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暴力教師ギターに救われる

1.ギターを抱えた体育教師
内に恐怖心をため込み、それを生徒へ投影しては生徒になめられまいと、暴力に訴えては従わせようとする卑劣な教師。

反面、英語の授業(1学年3クラスの小さい学校のため無免許で英語と数学も教えていた)では導入で英語の歌をギターの伴奏で歌わせ授業を盛り上げたり、

林間学校では真っ暗な山の中、静寂の中で静かにギターが鳴り響き、かがり火の前で生徒達全員が肩を組んで歌い合う。

道徳の授業では道徳の本は一切使わず、宮沢賢治の童話を聞かせたり、道徳の徳目を自作の歌にして授業の導入でしんみりと歌う。

生徒の有志が創った学級の歌の詩を作曲して「学級の歌」を創り、学級会など事あるごとに、ギターの伴奏で生徒全員が合唱し、いやがうえにも士気は高まった。

ビンタ10発も辞さない、あの暴力教師とのギャップに生徒達も面食らったと思う。

そのかいあってか暴力教師の割にはギターを使って面白い授業をすると、生徒の人気もまあまあだった。

2.暴力教師あわや猥褻教師へ
順調な時ほど、また危うい誘惑も浮かび出る。時に血気盛んな性欲がはけ口を求めてくる。

暴力とギターというアメとムチによる学級経営が功を奏して、かなりチームワークのとれた学級ができた。

「学級の歌」で士気は高まり、生徒達は給食係や清掃指導係などの分担を率先して勤め、中間テストの前には計画的に学習計画を立てさせ成績もよく、合唱コンクールなどの学校のイベントでも抜群のチームワークで優勝し、雰囲気の明るい統制のとれたクラスとなった。

夏休みのある日のこと。教員の夏休みは日直当番が夏休み中に3回ぐらいと部活動の指導以外は割と自由がある。

クラスの学級委員のAさんは特に熱心な女の子でよく私になつき、何気ない会話で「先生、泳ぎ教えて。」と聞かれ「いいよ。今度の当直のとき来いよ。プール空いてるから。」と返してしまった。

160cmはあり中1生には思えぬ大柄でありながら可愛いい顔立ちである。

当直の日、忘れていたが、Aさんが友達を連れてやってきた。

周りを林に囲まれ住宅もまばらなのんびりした田舎風情の木造校舎。

プールは雑木林に囲われるようにしてある。

約束通りプールの更衣室のカギを持って廊下からプールに向かう。後ろで楽しそうに二人がしゃべりながらついてくる。『やっぱり、一人では来ないよな。』などとバカなことを考えている。

プールサイドの日陰で二人が水をかけあって、はしゃいでいるのをぼんやり眺めている。セミがミンミン鳴いている。

遊び終えて二人が寄ってきて、Aさんが平泳ぎを教えてくれというので、うつ伏せになってもらい、膝から下をお尻に近づけ足首を掴んで、足のつま先をいっぱい外側に向けさせると、お尻がもっこり持ち上がる。

お尻を(押えたかったが、さすがに友達も見ているのでできず)上がらないよう説明し形ばかりの指導をした。

その夜の独身アパートの布団の上。妄想が沸く。「体育教師の淫らな水泳指導」的なエロ映画ストーリーを想像しながらマスターベーションとお決まりの行為。

何故かAさんを登場させようとするとブロックがかかる。いつものオナペットさんが代役する。

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