5年ぶりのスリランカ一人旅〜Day7 ウナワトゥナとゴールで行くべき博物館
ゴールは小さな街なので、2日も滞在すれば大体ほとんどの所は行けてしまう。
この日も新市街をぶらぶらほっつき歩いた後、ふと思い立ってウナワトゥナに行ってみることにした。
旅に出る前に腰を痛めてしまい、今回はダイビングもサーフィンもランニングすら出来ずにいるのでビーチはどうかと思ったが、やっぱりゴールだけでは退屈だ。
PickMeでトゥクトゥクを呼び、ウナワトゥナビーチへ連れて行ってもらった。
ビーチで客引きのいうままに席をゲット。
下に水着を着ていたので、夕方まで泳いだりビールをおかわりしたり、スマホをいじったりダラダラ過ごした。
ウニをバケツに入れたおじさんが私が日本人だとわかると「ウニ!ウニ!」と日本語で売りに来る。
バケツを覗くとガンガゼだ。
ウニはウニでも美味しくないやつなのでやめた。
そういえばアーユルヴェーダのために初めてスリランカに来た12年前にここから少し北の浜でスノーケリングしたら海底が一面ガンガゼのトゲトゲ絨毯だったことを思い出す。
この辺はガンガゼが沢山いるんだなー。
ウナワトゥナビーチを満喫してから公共バスでゴールへ戻り、国立博物館と海洋考古学博物館をハシゴ。
この2箇所は歴史好きなら是非訪れたいところ。
国立博物館はびっくりするほど小さい。
この二つの博物館は、スリランカが西洋とアジアを結ぶ要衝で、西洋、アラブ、中国の商人が訪れ、現代が目指すダイバーシティが自然に形成された島だということが理解できる場所。
東インド会社は随分昔に教科書で学んだけど、まさかこんな身近に感じる日が来るとは思わなかったよ。
スリランカの民族のほとんどがシンハラ人とタミル人、西洋人との混血のバーガー人もいるが民族的にはインドとほぼ同じなのに、スリランカはインドとは似てるけど異なる。
インドも多文化の国だけど、島国と大陸は違うのかな。
スリランカはこんな昔からダイバーシティを実践出来てるのに、日本は今更ダイバーシティとか言って、まだその概念が全く根付いていない現状はどうしたものかな。