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スタートアップ社長10年の反省と自己採点

本ポストはこんな方に向けて想定して書いてます!

  • これから事業立ち上げを考えてる方

  • 立ち上げから10年内の経営者

  • 経営者周辺の関係者、社員で経営者に何か言いたい方

10年というのとちょうど30代が終わることもあり、感傷的な気分になることが多い年でしたが、振り返って反省してみました。いまさら、、という感じではありますが、中華圏での生活が長く、旧正月が来ると年末感が来るようになって、、という言い訳とともにいまさら2023年の振り返りです。

■反省と自己採点の結論

最初に結論からですが50点くらい。10年潰れてないという点で及第点40点とチーム作りという点で10点追加。この自己評価を社内リーダー陣に伝えると「正しい自己評価ができてると思います!」という全く忖度のない返答を頂きました^^;

■10年と現状

グラフだけにすると順調に成長してそうな感もあります。たまに時間軸をずらして評価するのは必要そうです。いろーんな紆余曲折があり、局所的視点では必死に生き延びているだけではありました。

各年の数字を見ているとその背景にいた方々の顔が思い浮かびます。大枠の戦略策定はしていましたが、その実現には関わってくれてた方々抜きには何もできてなかったと思います。現在は明日に仮に僕が死んでもそれほど変わりなく運営されていく(もしくはもっと良くなる)ほどに体制がしっかりしてきました。

■自己分析と反省

10年振り返った成功や失敗から自分を振り返ってみました。

Good:0→1の方法を考えて早く実行すること。組織文化育成。問題発見及び問題定義と解決方法発想と実況。
Bad:飽きやすい。部下とのコミュニケーション。(ex. 言ってないことをもう伝えてると思ってる)

文章にするとそこまでCEOに向いてるのかわかりません。ただ組織づくりというのが唯一うまくできたのだと思っていて、それは重要な要素の1つだと思います。ただ僕が営業のトップとして陣頭指揮を執る、プロダクトドリブンに組織をまとめる、みたいなことは向いてなくやるべきでないのだと10年かけてわかってきました。

自身を形容すると「エンタメ好きのビジネスマン」「問題解決好きなバックパッカー」という感じで、それに合わないことは任せたほうがよさそうです。これからはCEOの仕事として「仲間を集める、選ぶ、助ける、活躍してもらう」という部分に注力したほうが会社全体としてはよくなるのかなあ、、と感じています。

■これから事業を始めたり、まだ10年を迎えていない方々へ

マーク・ザッカーバーグと同じ年だったこともあり、創業当時はメディアを作ろうと思っていました。エンジニアでもなかったんですが。。エンジニアだった同期と創業したのですが、結果的にプロダクトの方向性の考えの違いなどで1年で離れ離れになりました。タラレバを話すと切りがありませんが、僕には合ってなかったんだと思います。その後海外でエンタメ系の事業を始めだして良くなり始めました。

これから事業立ち上げを考えてる方

自分の強みと弱みをむちゃくちゃ研究して事業を進めるのが良いと思います。簡単なようで僕には理解するのに創業から10年かかってしまったようです。まだ完全には理解できてないかもしれません。

立ち上げから10年内の経営者

あなたの周りの方々は正直な意見を言えていそうでしょうか?ダイレクトなコミュニケーションを行う組織文化は一朝一夕で得られるものではありませんが、多くの答えは組織の中にあると思います。

経営者周辺の関係者、社員で経営者に何か言いたい方

あなたの経営者に対する意見は大体正しいと思います。様々な性格の経営者がいて、率直な進言に対する経営者の反応は良くないものかも知れません。ただ組織のことを考えると絶対に伝えたほうがプラスになるかと思います。「言うか迷ったが会社のことを考えて言うべきだと思った」という枕詞を付けて話して、それでも聞く耳を持ってもらえないのであれば組織から離れたほうがいいのかも知れません。

■最後に

10年前に思い描いていたピカピカの未来とは程遠い現実ではありますが、周りの人々には恵まれて何とか生き延びています。もっと10年振り返りの詳細版を書く予定でしたが、またいつかのときに。。もし興味のある方がいたらコメントなど頂けるとやる気になりやすいかもですm(_ _)m

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