宙組　「シャーロック・ホームズ」千秋楽　ライブビューイング観劇

雪組公演「シティーハンター」を観て「ハマりそう」と呟いた友達を「宙組の千秋楽、ライブビューイング観ぃひん？地元の映画館で観られるし」と誘ったところ、乗ってきた。

よっしゃ！鉄は熱いうちに打て！だ。

沼が広がる
音もなくハマり行く
沼が広がる
じわじわと

「闇が広がる」を勝手に替え歌。

ホームズくん、もうアドリブ炸裂。退屈オバケ、退屈大魔王、退屈ビーム、プンプン大魔王。ずんちゃんやららちゃんまで巻き込んでのアドリブ合戦は最高！
すずほくんの引き出しはどれだけあるのだ!?ららちゃんは、可愛らしかった。
ロンドンのアパートなのに、テーブルの上には、スコーンではなくマカロンが置いてあり「デリシュー」と呟くのも千秋楽ならでは？
大劇場で観劇したのは、真夏の暑いさなかだったけど、この日も熱かったよね。

デリシューは何度観ても楽しいショー。

マカロンシャンシャン、持っていくのは忘れたけど、プロローグのすずほくんのキューで、いっしょに振り付け参加していた私。
こういうのは、好き！
この公演、キーワードは「退屈」だわ。
ホームズといい、キキちゃんのアントワネットといい、どちらも退屈を嫌う。キキちゃんのアドリブも炸裂。マカロンバーベルを持ち上げるマリー・アントワネット。語り継がれるわね。きっと。雪の国へ異動するクレープ公爵へのねぎらいアドリブもいい感じ。
返す言葉が「Never say goodbye」なんて気が利いているではないか。
その振り付けが過激すぎると最初は物議醸し出したフォレノアール。
過激云々よりも、やっぱり男は若い娘を選びますか？パリの男は、小娘よりも熟女を好むと聞いていましたが…
赤、青、白の衣装で巴里野郎たちが歌う、踊る。銀橋で、ずんちゃんとそらくんのハグもいい感じだったし。
芝居で、ショーで、ザ・男役でシュッとしていたすずほくんが、卒業生、組替する仲間を送るカーテンコールでは、優しい上級生の顔になるのも観ていて気持ちのいいもの。

宙組、じわじわと私に迫ってきているわ。

友人は、すっかり宝塚脳になりつつあるようだ。これもなかなかいい感じだぞ。