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学校の英語教育とは何だったのか2

今日も英語を勉強して、また一つ学び直した知識が増えた。

今日の学びは、第4文型(S+V+O+O)で動詞(V)のあとに続く目的語(O)の語順が「モノ+人」となる場合、「to 人」か「for 人」どっちが正解かという問題の考え方だ。

学んだことを整理しながら紹介してみようと思う。

【例文】
 I gave a book to Ken.
 My mother bought a book for me.

上記の例文はいずれも、S+V+O(モノ)+O(人)の形であるが、人の前に来る前置詞が異なっている。

人の前に来るのがtoなのかforなのかを見分けるには、厳密にいえば動詞とセットで覚えるのが正確なのだと思うが、ザックリとした判別の方法もあるということが解ったので、それを下記にまとめてみる。


"to"を使うケースの覚え方

・主語の人が手を加えないであげる系の動詞
・相手がいないと出来ない動詞
(send, give, showなど)


"for"を使うケースの覚え方

・主語の人が手を加えてからあげる系の動詞
・相手がいなくても出来る動詞
(cook, buy, makeなど)


まぁでも、「S+V+人に+モノを」の語順をとれば、この『toforか問題』は発生しないので、”I gave Ken a book.”とか”My mother bought me a book.”とすれば悩まなくて済むわけで、学校の勉強ではこのパターンさえ覚えてしまえば何とかなるだろう。

でも、英語をコミュニケーションツールとして考えた場合、どういう動詞がto/forを取るのか、少し深堀りしてでも知っておいた方が得だと思うのであった。


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