【高校英語】分詞構文 テキストの例文が腑に落ちない
某テキストで高校英語の分詞構文を復習しているのだけれど、どうしても腑に落ちない例文がある。
ちなみに分詞構文とは、接続詞や共通の主語を省略し、現在分詞や過去分詞を使って副詞節のような働きをする構文で、文体としては「~ing, S+V」や「~ed, S+V」の形をとるのが基本らしい。
話を戻そう。
僕が腑に落ちないのは次の文だ。
上記の文を分詞構文にするには、①接続詞を省略 ②共通の主語省略 ③時制が一致なら動詞を現在分詞にする ④その他はそのまま というステップを踏む。
したがって、次のようになる。
If 削除 I 削除 am ⇒ Being free tomorrow, I will go shopping.
清書したものが下記である。
ここで、疑問が生じた訳だ。
これ、どこに仮定法の要素があるのだろう?
日本語に訳すと「明日は暇なので買い物に行くでしょう。」となり、元の文とはだいぶニュアンス的にも違うのだが…。
文脈から仮定法かどうか検討が付くものなのか?
否、それは難しすぎるだろう。
だとすれば仮定法を分詞構文に書き換えるのはナンセンスなのではないか?
ちなみに、『chatGPT』にこの問題を投げかけてみたところ、次のような回答が返ってきた。
ChatGPT曰く、仮定法のニュアンスは伝わらないらしい。
これが本当だとしたら中々ひどい話だ。
書き換えたら意味が伝わらないなんて、構文として成立しないじゃないか。
たまたまこの例文が分詞構文に相応しくなかったのかもしれないけれど、だとしたらもう少し詳しい解説が欲しい、と思うのであった。
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