卵巣嚢腫手術

意外と悩まず手術決定。仕事との調整もつけて、いざ手術へ。
病院でもらったクリニカルパスによると手術前日に入院、手術翌日には歩けて、術後5日めくらいには退院できるらしい。
手術の日程を決めに行くと、担当の女医さんはそれまでに退職してしまうとのこと。(実は、今後の手術でもけっこうよくあることでした。)このあと、近くで開業されて、その病院には今も通っています(共同で開業されていて、担当は別の先生ですが)。
あれよあれよという間に入院。結構気楽な気持ちで入院したのですが…
手術前処置としては、おなかの掃除と剃毛があったような。15年も前のことなのであまり覚えていませんが。
手術は、手術あるあるですが、ドラマで見るようなストレッチャーで運ばれるのは手術ないないで、自分で歩いて手術室へ。手術台へも自分で上がる…ドラマを信じてストレッチャーで運ばれるものだとばかり思っていましたよ。
手術は全身麻酔なので、訳も分からず気づいたら終わっています。ほんの数時間でむっちゃ健康体から一気に寝たきりになっています。
ただ、ここからが…聞いていたのと違う!!事態の始まりです。
手術に限らずですが、寝たきりになっていると、血栓ができやすいらしく(いわゆるエコノミークラス症候群になるらしい)、弾性ストッキングをはかされています。そして、導尿カテーテルも手術中に入れられています。
とりあえず、痛みに耐えつつ、その日は寝ます。
次の日…歩くよと看護師さんに言われましたが、ベッドに座るだけでもくらくら、痛みもズキズキ…。足を床につけただけでもう無理…。今思うとなんであんなに無理だったんだろうかと思うけれど、歩くのを1日延ばしてもらいました。
手術なんて初体験で、聞いたことを鵜呑みにしていて、腹腔鏡の手術は体への負担も少ないなんて信じていたけれど、手術はやっぱり手術です↓↓
とにかくしんどかったの覚えています。けれど、一ヶ月で仕事にも復帰したし、まぁ、人間の回復力ってすごいよね。まぁ若かったのもあるかな。
術後、手術の説明を聞いた母によると、卵巣嚢腫の中身は脂や髪の毛だったといっていました。私、見てないんだよなぁ。

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