「悪夢じゃない自分が死ぬ夢を見た」2024年4月18日の日記

2度寝をした時、自分が死ぬ夢を見た。

夢の話

姉と母と買い物の帰り。大雨が降っていた。
母が運転する車に乗る中、気が付いたら壮絶なゴジラ映画の世界に巻き込まれてしまっていた。
交通状況は既にカオスで、逆走する車も当然のように存在していた。
自分らの前方にもスリップして停止している車があり、「前!前!前!」と叫んだ。しかし、母は横目についていた怪物とこの終わっている交通状況にパニックを起こし、あっけなく玉突き事故を起こしてしまう。

どんどんと体長を伸ばしていくゴジラから逃げて生き延びたかった自分は、ひとりでに高台へと向かう。
向かった先には同年代の若者ばかりいた。

自分はどこかに生きた証を残したくて、高台で一番上の展望台の、土だらけの木の板にしゃがみながら爪で文字を書く。
(何て書いたかは忘れた。夢だしすぐ忘れちゃうよね)
顔を上げると高台のみが存在する、四方が真っ白な壁で囲まれる部屋だった。

部屋の1面の壁には、プロジェクター投影がなされていた。
そこには自分を含めた高台にいる若者たちのプロフィールがあり、自然とここにいる全員が死んだことを悟った。
そしてその場にいた全員で「旅立ちの日に」を熱唱する。自分は同年齢くらいの女性と肩を並べて、彼女はソプラノ、それに合わせて自分はメゾパートを歌う。なぜかわからないけど、とっさに自分がメゾパートを歌ったこと、彼女と一緒に最後の時間を過ごせていることがすごく幸せだった。

歌い終わり、各々が死に際に会いたい人の元へ会いに行く。
自分は(現実には存在しない)夫に会いに行った。

走馬灯のように記憶を遡る。
(以下非現実)
妊娠していた時、物にあたり散らかしている自分
子どもと旦那が一緒に寝ていて起きないことに腹を立てている自分
怒っている景色ばかりだったけど、もう、どうしようもないな!って感じで怒る自分が好きみたいだった。

夫に会うと「どうしたの?」と声をかけられる。
涙を流しながら「死んじゃった」って呟いて目が覚めた。

目が覚めた後の話

起きがけが幸せで目が覚めた時にそれなりに泣いた。
夢の中は最初から最後まで愛にあふれていた。
現実とのギャップにやられた。

夢ならではの場面展開の雑さ、登場人物の贅沢な使い捨てが詰まってて良かった。自分が死ぬ夢は何回か見たことあるけど、悪夢じゃないのは今回が初めてだったから書き留めておく。


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