【理想のキーボードを探す旅】僕がキーボードに求めること。
みなさんこんにちは、じーゆうです。
僕はキーボードにある程度のこだわりがあります。
やっぱりPCを使うときにマウスの次に触るデバイスなので、使っててストレスのないものを使いたい。
まず第一の要件は、「US配列」であること。
キーボードは昔からUS配列を推しています。
JIS配列より整合性が取れており、ホームポジションからあまり崩さずとも使いやすい。
US配列はJIS/ISO配列よりエンターキーが小指で押しやすいのが良いですね。
「テンキーレス(TKL)」であること。
僕はテンキーはキーボードの左側にあってほしい。
右手でマウスを持ちカーソルを操作し、左手で数値を入力する。
そういったスタイルにしたい。
なるべくフラストレーションを少なくしたいのです。
もし普通のテンキー付きキーボードのように右側にテンキーがあると、マウスを動かすスペースも取られ、F-Jの中心が左にズレてしまいます。
テンキーは左側にある方が「合理的」なのです。
それから、Home/End、Page Up/Down、Delキーがほしいが、65%や75%キーボードは配列が規格で定まっていないのが嫌なので、テンキーレスが良い。マウスを持つ右手からHome/End等を押したいんですよ。
一番下の列のスペースキー以外が"1.25u"サイズであることも、Altキーの左親指での押しやすさのために必須である。
Ctrlキーが左小指の基節部(第二関節と付け根の間)で押しやすいこと。
これもかなり大事なポイント。
僕はCtrlキーを小指の基節部で押します。
Ctrl+SやCtrl+マウスホイールでの拡大縮小などかなりCtrlキーを多用するので、Ctrlキーが押しやすいことは重要。
CapsLockキーをCtrlキーに割り当てるという方法もありますが、環境が変わったときや買い替えのことを思うとあまり依存したくないため、特殊なカスタマイズはしたくない。
でも多分大体ロープロファイルでないメカニカルキーボードや静電容量無接点方式なら特に押しづらいことはなさそう。
そして打鍵音が静かでありタクタイルスイッチであること。
僕はいわゆる茶軸系のタクタイルスイッチが好み。(タクタイルポイントまでのプリトラベルは短いほうが良い)
本当は以前までLogicool G(Logitech G)が出していた『Romer-G』スイッチが一番好きだった。
甲高い音がならず、カチャカチャと安っぽい音もならず、押したときに若干のフィードバックがほしい。
色々なキースイッチを試した感じ、Outemuの『Cream Yellow』というスイッチが静音タクタイル軸でなかなかよさそうではあった。
いわゆる『Holy Panda』を再現した、Outemu『Panda』スイッチも、静音ではないが悪くない。
それで、今はなんのキーボードを使っているの?
今は『REALFORCE GX1 Keyboard』という、東プレから出ているREALFORCEのゲーミングモデルを使用しています。
押下圧は45gで、もちろんUS配列(英語配列)。
感想としては、実はレビューをあげているためそちらをご覧いただきたいが、簡潔に述べると「Nearly Perfect」。もうほとんど言うことがない。
US配列、テンキーレス、軽快で誤入力がしづらく音も良い打鍵感、キーマップ入替機能、Rapid Trigger、RGBバックライト。
求める機能が全て揃っています。
後者の機能はまだ言っていませんでしたね。
キーマップ入替機能とRapid Triggerは必須ではないのですが、RGBバックライトは欲しい。
僕は部屋を暗めにして間接照明で演出しているため、キーボードもRGBで光らせられる方が雰囲気が出るし、暗闇に溶け込まなくて理想的。
キーマップ入替機能はFnとの組み合わせでEmacs風キーバインドを割り当てています。(特殊なカスタマイズはしたくないと言ったけどこれくらいなら他のキーボードでは「使わない」ってだけなので大丈夫そう)
Rapid Trigger(Dynamic Mode)機能はキーの入力がより早くなるためあるに越したことはない。
そしてRealforceの特筆すべきところはなんといっても「打鍵感」。
ソフトタクタイルなフェザータッチ。
永遠にタイピングしていたくなるような軽快な打鍵音と打ち心地。
控えめに言って最高です。
僕の中でRomer-Gを超えました。ありがとう東プレさん。
デスクトップではもうREALFORCE一択になるかな、と思っているところですが、実はMacBook Proのキーボードも嫌いじゃない。
僕が持っているのは2014年のMacBook Proなので現行モデルとはキーボードも少し違うと思いますが、Appleのパンタグラフキーボードは意外と打ちやすいんです。
タッチするようにタイピングすれば、底打ちで指が痛くなることもない。
もちろんREALFORCEやメカニカルキーボードとは全く違うけど、打ちづらいってことがない。
ただ他のノートPCのキーボードは打ちづらいと思うことも多々あり、新しくノートPCを買うならMacBook一択なんだよね。お高いなあ。
他のよさそうなキーボード
REALFORCE以外にも検討していたキーボードがあります。
まずはテンキーレスのベアボーンと呼ばれるキースイッチを自分で取り付けるタイプのキーボードと、先ほども書いた『Holy Panda』ライクなスイッチを組み合わせること。
それから、Happy Hacking Keyboard(HHKB)。
HHKBはデスクトップではキーが少なくちょっと求めるものと違うなと思ったためやめました。Home/End、Page Up/Downが欲しかった。
ただMacBookやiPadと組み合わせて使うとか、用途によってはめちゃくちゃ良さそう。いつか買っちゃってるかも。
そして『Holy Panda』ライクなスイッチを載せたキーボード。
これは結構迷ったんですよね。
ただデザイン的にこれ!と思えるベアボーンがなかった。
そこで思い切って(?)、気になっていたREALFORCEを購入したって感じです。
レビューでも書きましたが正直ほとんど文句がない。
ケーブルが着脱式の方が嬉しいが、別に着脱式じゃなくたっていい。
完全にファンになりました。
「理想のキーボードを探す旅」、一旦ここに定住かな。
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