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『What's Going on』

War is not the answer.

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は2017年に発売された浜田省吾のR&Bカバー・ミニアルバム『The Moonlight Cats Radio Show Vol. 1』より『What' Going on』について。


Mother, mother
There's too many of you crying
Brother, brother, brother
There's far too many of you dying
You know we've got to find a way
To bring some lovin' here today

Father, father
We don't need to escalate
You see, war is not the answer
For only love can conquer hate
You know we've got to find a way
To bring some lovin' here today

Picket lines
And picket signs
Don't punish me
With brutality
Talk to me
So you can see
Oh, what's going on
What's going
Yeah, what's going on
Oh, what's going on

Mother, Mother
Everybody thinks we're wrong
Oh, but who are they to judge us
Simply 'cause our hair is long?
Oh, you know we've got to find a way
Bring some understandin' here today

Picket lines
And picket signs
Don't punish me
With brutality
Come on, talk to me
If you can see, what's
What's going on
Yeah, what's going on
Tell me what's goin' on
I'll tell you you what's going on

Marvin Gaye『What's Going on』

この曲はマーヴィン・ゲイが1971年に発表した曲です。
歌詞を見れば分かる通り反戦曲です。

『The Moonlight Cats Radio Show』はShogo Hamada & The J.S. Inspirations名義で発売された、洋楽カバーのミニアルバムとなっています。
1960年台から1970年台初期の名曲をカバーしたものですが、どれも浜田省吾が少年時代によく聴いて大好きだった曲とのことです。

「The J.S. Inspirations」は浜田省吾の2015年リリースの前作アルバム「Journey of a Songwriter ~ 旅するソングライター」の制作からレコーディングやツアーを共にしてきたバンドメンバー。
ツアーのリハーサルでアドリブセッションなどを行う中で、このバンドで作品を作ってみようというアイデアが生まれたそうです。
ミニアルバムは「The Moonlight Cats Radio Show Vol.1」「The Moonlight Cats Radio Show Vol.2」の2枚で、タイトルの通りラジオ番組風の作りになっており、リードボーカルは楽曲により複数のバンドメンバーが担当しているのが特徴です。

2017年にはこのミニアルバムの曲を演奏したファンクラブコンサートがありました。
もちろん僕も参加しました。
アルバムで何度も聴いた曲でしたが、やっぱり生で聴くと印象が違いましたね。
何度聞いても心に沁みます。
以下、ちょっとした愚痴になります。

聞くところによると、このファンクラブコンサートの評判は悪かったようです。
というのも、すべての楽曲を浜田省吾自身が歌っているのではないから。
確かに浜田省吾のファンクラブコンサートなのに、本人以外の人が歌っていたら嫌になる気持ちも分かります。

でも浜田省吾自身がこのバンドメンバーを大切にしているという姿勢が僕は好きでしたね。
一緒に演奏してきたバンドメンバーと一緒に作品を作り、それを自身のコンサートで一緒に演奏する。
素晴らしいことだと思います。

浜田省吾のファンは年齢層的に上の世代の人が多いのですが、長年ファンをやってきた人たちにはそれが受け入れられなかった、と後に聞いて残念な気持ちになりました。
僕は浜田省吾の歌も好きですし、バンドメンバーも好きです。
世代のせいにするのもアレですが、価値観の違いを思い知った出来事でした。

今回のミニアルバムに収録されている曲のほとんどは知らない曲でしたが、新しい楽曲を知ることができたり、カバー元の曲を聴いてみるきっかけになったりと、自分の世界が拡がる素敵なアルバムでした。



こんな感じで、『What' Going on』の紹介でした。
原曲の方とはまた違ったアレンジで、心に沁みる楽曲です。

それでは、また。

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