ゲーム音楽を語る#20〜『ゼルダの伝説メインテーマ』
シリーズを代表する音楽です。
こんにちは。
どうも、けこぜろです。
ここ数日『ゼルダの伝説』のことばかり考えています。
というのも、来月12日に最新作『ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売を控えているからですね。
そもそも『ゼルダの伝説』は僕自身を作り上げたゲームの1つですし、このシリーズの最新作を遊ぶべく、ニンテンドウ64やゲームキューブ、WiiにWii U、Nintendo Switchと様々なハードを購入してきました。
最新作が楽しみすぎて、必要ないのに限定モデルのSwitchとProコントローラーも購入してしまいました。
そして最近は持っているサントラを聴きつつ、未クリアだった『スカイウォードソードHD』をプレイしています。
そのため『ゼルダの伝説』シリーズの音楽についても日々語っています。
ということで、今回は『ゼルダの伝説』を象徴する音楽であるメインテーマについて。
これまでプレイしてきて印象に残った、様々な作品のメインテーマについて語ろうと思います。
『ゼルダの伝説メインテーマ』(タイトルBGM、地上BGM)
『ゼルダの伝説』は1986年に1作目が発売されました。
その後もシリーズとして30年以上続いていますが、『ゼルダの伝説』と言ったら誰もが頭に浮かべる音楽があると思います。
こちらは初代『ゼルダの伝説』の『タイトルBGM』という曲です。
『ゼルダの伝説』と言えばやっぱりこの曲ですね。
まさにメインテーマにふさわしい曲でして、作中ではフィールド曲である『地上BGM』としてアレンジの違うバージョンを何度も耳にします。
どうやら先にできていた『地上BGM』をアレンジして『タイトルBGM』にしたそうですが、やっぱりこの曲こそ『ゼルダの伝説』って感じですね。
シリーズを象徴する音楽で、アレンジを変えて大体はどの作品にも登場していますね。
ただ最近だと別の曲がメインテーマとして使われ、この曲はスタッフロールで初めて流れるというパターンもありました。
シリーズではこの初代『ゼルダの伝説』の『地上BGM』のアレンジがフィールド曲として聴くことができました。
『神々のトライフォース』や『ふしぎの木の実』といった2D作品ではこの曲でしたね。
また、3D作品ですが『ムジュラの仮面』もフィールドでは『地上BGM』のアレンジが流れました。
テンションの上がるいい曲です。
オーケストラコンサートのCDを3枚ほど持っていますが、その全てに『ゼルダの伝説メインテーマ』として演奏されたものが収録されています。
雄大なオーケストラで聴くと感動も段違いです。
改めて『ゼルダの伝説』らしさを感じる楽曲ですね。
また、外伝作品である『ゼルダ無双』では『無双』らしい疾走感のあるロックなアレンジも流れました。
めちゃくちゃかっこよくて大好きでしたね。
以下ではシリーズ作品で『メインテーマ』と名のつく、『地上BGM』のアレンジではない曲を紹介します。
ハイラル平原
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のメインテーマです。
雄大かつ疾走感にあふれた曲で、広大なフィールドであるハイラル平原を愛馬エポナで駆け抜けるのにぴったりな楽曲です。
初めて聴いた時は感動しました。
今作のメインテーマ自体がかっこいい上に、それをフィールド曲として聴けたのですから。
ハイラル平原に出るまで鬱蒼とした森を冒険しなければならないのですが、森を抜けて広々とした平原に出た際に流れた時の開放感と高揚感。
最高でしたね。
また、徒歩での移動時と馬への騎乗時でアレンジが変わります。
騎乗時の方が豪華なアレンジとなっていて、ずっと馬に乗ってハイラル平原を駆けていたいくらいでしたね。
シリーズでもかなり好きな曲の1つです。
『ゼルダ無双』ではさらに激しくロックにアレンジされたバージョンも聴けました。
こちらも最高でしたね。
女神の詩
『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』のメインテーマです。
ゲームのメインフィールドである「空」を感じさせる、壮大で美しいオーケストラ曲となっています。
ストーリーにも関わってくる重要な曲で、まさにメインテーマにふさわしい音楽となっています。
さらに、この曲を逆再生するとシリーズお馴染みの『ゼルダの子守唄』になります。
これを知った時は衝撃を受けましたが、どうやら意図して作られたそうです。
『ゼルダの子守唄』を逆再生してもこの『女神の詩』になるそうですね。
当たり前ですが今知りました。
『ゼルダ無双』では今作の拠点である「スカイロフト」のBGMと一緒にアレンジされました。
『無双』らしいロックなアレンジで、『女神の詩』のフレーズを繰り返すのが非常にかっこよかったですね。
メインテーマ(ブレス オブ ザ ワイルド)
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のメインテーマです。
前半部と後半部に明確に分かれた曲になっているのが大きな特徴となっていて、曲の前半部はピアノによるイントロから始まり、儚げな曲調から次第に楽器が増えて勇ましい曲調に変化していきます。
そして、一瞬の無音を挟んで弦楽器を主とした、壮大な後半部へと移ります。
この前半部は過去のゼルダ姫の内面を表し、「何かが欠落したような、ある種不自然な印象になるよう」な無音部を挟んで、リンクの冒険を表す後半部に移行するそうです。
これにより、記憶を失い過去から断絶された状態から始まる、新たな冒険の「息吹」を表しているとのことです。
広大ではあるが荒廃している王国、美しく雄大な自然環境、登場人物たちの悲壮な決意などを感じられる、このゲームを象徴する一曲となっています。
初めはイマイチに感じていたのは事実です。
ですが、実際にゲームを最後まで遊んだことで印象は全く変わり、聴くだけで感動するようになりました。
本当に素晴らしい楽曲で、この曲の一部はオープニングからラスボス戦に至るまで、様々なところでアレンジされています。
これまでにない形のメインテーマですが、この曲も大好きですね。
胸に沁みる曲となっています。
まとめ
こんな感じで、『ゼルダの伝説』シリーズを象徴する『ゼルダの伝説メインテーマ』の紹介でした。
もう『ゼルダの伝説』と言ったらこの曲とあの特徴的な謎解き音ですね。
たくさんの思い出がありますが、この曲を聴いていつでも浸ることができます。
また、『トワイライトプリンセス』『スカイウォードソード』『ブレス オブ ザ ワイルド』は別の曲がメインテーマとなっていますが、そのどれもが個性的で素晴らしいんですよね。
当時トレーラーをワクワクしながら見たり、楽しみながらプレイしたり、前2作はHD版としてまた遊べた時の感動を思い出します。
やっぱり『ゼルダの伝説』は最高ですね。
今回は音楽から振り返りましたが、『ティアーズ オブ ザ キングダム』発売前にそれぞれの作品の思い出について、また1から振り返りたいですね。
記事の途中で度々触れていましたが、Wii Uで遊んだ『ゼルダ無双』もかなり思い出に残っています。
個人的にWii Uの思い出は薄いのですが、この『ゼルダ無双』だけはめちゃくちゃ遊びました。
Nintendo Switchでも移植版が登場しているので、機を見つけて遊びたいと思っています。
それでは、また。