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ゲーム音楽を語る#6〜「名を冠する者たち」

『ゼノブレイド』と言ったらこれだよね。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

「ゲーム音楽を語る」第6弾は『ゼノブレイド』シリーズより「名を冠する者たち」。
『ゼノブレイド』シリーズでは通常のモンスターとは別に名前のついた強敵がフィールドに存在します。
そのモンスターはユニークモンスターと言われ、戦闘時に必ず流れるのがこの「名を冠する者たち」なのです。

続編の『ゼノブレイド2』ではユニークモンスターとの戦闘BGMは複数となりましたが、その内一つに「さらに名を冠する者たち」がありました。
そして先週末に発売されたばかりの最新作『ゼノブレイド3』では、ユニークモンスター戦では「名を冠する者たち〜Finale」という曲が流れるのです。

今回はそれら「名を冠する者たち」について語ろうと思います。
最高に盛り上がる戦闘曲です。

前回のゲーム音楽はこちら。


「名を冠する者たち」

『ゼノブレイド』におけるユニークモンスター戦のBGM。
個人的にバンドを組んだら演奏したい楽曲No.1です。

通常のモンスターは種族名なのですが、ユニークモンスターは「豪雪のベルガザス」のように二つ名つきとなっています。
この「豪雪のベルガザス」は『ゼノブレイド』最強のユニークモンスターなのですが、それは置いておいて。
通常のモンスターを遥かに超える強さを誇り、基本的に初見で勝てることはほぼありません。
ユニークモンスターより低レベルで挑むのはもってのほかで、同レベルであってもまず無理だし、レベルを上げて敵より強くならないと勝つことはままなりません。
それほどに強いモンスターと戦う時のBGMが「名を冠する者たち」なのです。

サイレンのようなストリングスのイントロが強敵と対峙した時の不安を煽りますが、それに続くギターのメロディが高揚感を誘います。
とにかくギターがかっこいい曲でして、サビ前からサビの盛り上がりがもう最高です。
めちゃくちゃ熱い曲です。
『ゼノブレイド Definitive Edition』ではホーンのアレンジが最高でした。
聴くたびにテンション上がります。

そして英語だと曲名が「You Will Know Our Names」となっているのも最高です。
強気な感じが素晴らしいです。


「さらに名を冠する者たち」

『ゼノブレイド2』でユニークモンスターと戦う時に流れるBGMです。
曲の構成が前作の「名を冠する者たち」と同じでありながら、より壮大さを増す音楽となっています。
タイトルは似てますが、音楽としては全く違う別物。
ですが、確かにこれは「名を冠する者たち」でした。

前述の通り今作ではユニークモンスターとの戦闘曲は複数あって、必ずこの曲が流れるわけではありませんでした。
そのためゲーム内で聴いても気づくことができず、後にサウンドトラックに収録されている曲名を見て思い知りました。
改めてサントラを聴くと、確かにこの曲は「名を冠する者たち」だと思えたし、『ゼノブレイド2』の戦闘曲の中でも大好きになりましたね。

あとはタイトルの「さらに」の部分が続編感あっていいんですよね。
『FF7』の「闘う者たち」に対する「更に闘う者たち」みたいな感じで。
伝わりづらいですが好きです、こういうの。

さらに素敵なのは、『大乱闘スマッシュブラザーズSP』への参戦ムービー。

参戦ムービー自体が『ゼノブレイド2』の映像そのままのクオリティでもの凄いのですが、ホムラがヒカリにチェンジする際にこの「さらに名を冠する者たち」が流れるのです。
これが本当に熱いです。
最高でしたね。


「名を冠する者たち〜Finale」

そして最新作『ゼノブレイド3』のユニークモンスターとの戦いで流れるのがこの「名を冠する者たち〜Finale」です。
曲の構成は同じなのですが、『ゼノブレイド3』を象徴する笛のメロディが印象的になっています。
サビ前のピアノの音も新しいけれど、サビのギターの盛り上がりは相変わらずで燃えますね。

AUTOMATONさんでも取り上げられたように、タイトルに「Finale」を冠するのが意味深ですよね。

曲としての完成度は最高です。
『ゼノブレイド3』では笛のメロディをよく聴くのですが、この曲との相性も素晴らしいですね。
一つ難点を挙げるとすれば、ゲーム内では強敵と戦っているためこのBGMに集中できないことですかね。
そして今のところ格下のユニークモンスターとしか戦っていないため、この曲を最後までちゃんと聴けていません。



こんな感じで、『ゼノブレイド』シリーズを象徴する戦闘曲「名を冠する者たち」の紹介でした。
いつ聴いても、どこで聴いてもテンションが最高に盛り上がる楽曲です。

それでは、また。

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