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完結した『ダンジョン飯』がめちゃくちゃ面白かった

それは、"食う"か"食われる"か――。

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

毎年1月になると、家族で旅行に出掛けるのが恒例行事となっています。
昨年は2泊3日で山中湖に宿泊し、一昨年は5泊6日で山中湖に泊まりました。
さらに3年前は1月、2月ではなく3月に3泊4日で山中湖に行きました。
毎年の年明けには山中湖に泊まっていましたが、今年は山中湖ではなく勝浦に来ています。
勝浦に泊まるのは4年ぶり。
当時は2泊3日で勝浦に泊まり、その翌週には鴨川に2泊3日で泊まったんですよね。
そして10年前にも勝浦に宿泊しました。
当時は大学4年生で卒論提出間際でした。
せっかくの旅行でしたが、ひたすら卒論を書いていた思い出があります。
その後風邪を引いたのもいい思い出です。

そんな今回宿泊する部屋は偶然4年前と同じところになったのですが、部屋にはマッサージチェアがあります。
当時は20代だったのでマッサージチェアに乗っても何とも思いませんでしたが、30代になった今座ると全然違いますね。
めちゃくちゃ効いた気がしますし、自分がおっさんになったことを自覚しました。
笑っちゃいますよね。

さて、今回は久しぶりの漫画紹介。
漫画を読むのは日常的に行っている趣味でして、毎朝マンガワンと少年ジャンプ+で更新される漫画の最新話をチェックしています。
少年ジャンプは定期購読を行なっていますし、『ONE PIECE』は1巻が発売された当時から集めていますし、iPad miniでKindle版の漫画の電子書籍を読みまくっています。
漫画について紹介するのが苦手なため、あまりここnoteでは話題にしないのですが、漫画を読むこと自体は大好きです。

ということで、今回は先日最終巻が発売された漫画『ダンジョン飯』について。
アニメ化もされて先週から放送も開始しましたね。
まだ見ていないのですがいずれ見るつもりです。



ダンジョン飯

ダンジョン飯。 それは、"食う"か"食われる"か―――

ダンジョン深奥で、レッドドラゴンに妹が喰われた!
命からがら地上へ生還した冒険者のライオス。
再びダンジョンへ挑もうとするも、お金や食糧は迷宮の奥底……。
妹が消化されてしまうかもしれない危機的な状況の中、ライオスは決意する。
「食糧は、迷宮内で自給自足する!」
スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!
襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指せ、冒険者よ!

イントロダクション

『ダンジョン飯』は久井涼子による長編漫画作品です。
登場人物たちが古典的ファンタジー作品に登場するような様々なモンスターを、現実に存在する調理方法によって料理しながらダンジョンを踏破していくという、アドベンチャーとグルメを混交させた作風のグルメ・ファンタジー漫画となっています。
もう設定だけでめちゃくちゃ面白そうで、10年くらい前に第1巻を本屋で見かけてから興味を持って読み始めましたね。
もちろん最終巻まで追うくらいにハマった訳です。

それこそスライムやマンドラゴラ、バジリスクやゴーレムにドラゴンといった、ファンタジー作品では定番のモンスターたちを料理して食べるという発想には驚きましたし、これらモンスターの生態を改めて論理的に考察し、それに基づいてどうやって調理すれば美味しく食べられるかを突き詰めていく物語となっています。
登場するモンスターも有名なものばかりですし、端的にまとめると「モンスターを料理してダンジョンの奥を目指す」だけではありますが、ほんわかした話の裏では世界の根幹に関わるシリアスな物語も展開されます。
世界の作り込みといい非常に面白い作品です。

先週からアニメも放送されています。
僕はあまりアニメを見ないのですが、『ダンジョン飯』は非常に面白かったので見てみようと考えています。
今晩には2話目が放送されますし、実際にアニメーションとして動く絵を見るのは楽しみでありますね。


『ダンジョン飯』の思い出

そんな『ダンジョン飯』ですが、僕自身に関わる話として2つの大きな思い出があります。
それぞれ情けない話ではあるのですが、ここにさらっとまとめようと思います。

飲み会の席で恥ずかしい思いをした話

7〜8年くらい前です。
職場の同僚と同業の人たちとお酒を飲んでいた時の話となります。
どういった流れかは忘れましたが漫画の話となりました。
最近読んで面白かった作品として『ダンジョン飯』を挙げたのですが、話し下手なこともあって全然上手く説明できませんでした。
面白さの一欠片も伝わらなかった感じで非常に悔しい思いをしましたね。
この時の思い出が残っているからか、読んでいる漫画について紹介するのを控えているのかもしれません。

話を全く覚えてなくて最初から読み直した話

3週間前、映画『ウィッシュ』を観ました。

その直近で『ダンジョン飯』の13巻と最終14巻が同時発売されたとのことで、映画を観た後本屋で2冊を購入して帰宅しました。
最近はKindleで漫画を読むようにしていたので、紙の本を買うこと自体久しぶりでしたね。
『ダンジョン飯』の装丁は中々に素敵な感じでして、手触りも凝っているのがいいんですよね。
いざ13巻を読んだところ、話の内容が全く入ってきませんでした。
それも前12巻が発売されたのが2022年の8月です。
1年以上も経っているのですから、話を覚えていないのは当然です。
話が分からないまま読むのもアレなので、全巻を引っ張り出してきて1巻から読むことにしました。
年末からゆるりと読み始めましたが、年明けに全14巻を読み終えることができました。
最初から一気に読むと話の理解度が全く違います。
めちゃくちゃ面白かったですね。

元々年10回刊漫画誌『ハルタ』に掲載されることもあって、単行本の刊行ペースは半年以上開くことが多々ありました。
となると前の話を覚えていないのは当然ですし、割と丁寧に物語が紡がれていたのでまとめて読むとストーリーに対する解像度が爆上がりでしたね。
最新話を追い続けるのも風情があっていいのですが、全巻発売されている今こそ読破のチャンスとなっています。
『ダンジョン飯』の真髄を感じることができますよ。



まとめ

こんな感じで、漫画『ダンジョン飯』の紹介でした。
ダンジョンを探索しながら有名なモンスターを食べていくグルメ漫画ですが、世界観の作り込みが非常に良い出来の漫画となっています。
全14巻として単行本が発売されていますし、今ならアニメも放送中です。
個人的にイチオシな面白い漫画ですので、良かったら読んでみることをお勧めします。

それでは、また。

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