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『愛の世代の前に』

愛の世代の前の暴風雨の中
すりかえられた脆い夢など
崩れ落ちてく

浜田省吾『愛の世代の前に』

こんにちは。
どうも、けこぜろです。

今回は1981年に発売された浜田省吾7枚目のアルバム『愛の世代の前に』より、『愛の世代の前に』について。


愛の世代の前に

愛の世代の前の暴風雨の中
すりかえられた脆い夢など
崩れ落ちてく

ルーレットは回り続けてる
テーブルに積まれた切り札の陰で
誰も皆 勝つことだけを信じて
賭けを続ける

愛の世代の前の一瞬の閃光に
すりかえられた脆い希望など
崩れ落ちてく

憎しみは憎しみで
怒りは怒りで
裁かれることに何故 気づかないのか

ミラー・ボールは回り続けてる
幾つもの孤独な腕に抱かれ
俺もまた慰安の中で
むなしく踊り続ける

愛の世代の前の暴風雨の中
すりかえられた脆い幻想など
崩れ落ちてく

愛の世代の前の一瞬の閃光に
すりかえられた脆い夢など
崩れ落ちる
愛の世代の前に

浜田省吾『愛の世代の前に』

『愛の世代の前に』はアルバム『愛の世代の前に』の1曲目にして表題曲となっています。
アルバムのタイトルは「地球上から核兵器が根絶されない限り、本当のラブ・ジェネレーション(愛の世代)は訪れない」という意味が込められています。
この曲は反核をテーマにしたロックナンバーとなっており、歌詞に出てくる「一瞬の閃光」は原爆のことを指しています。
2010年のベストアルバムにも収録されています。

曲のテーマや歌詞の重さが特徴的な曲ですが、ライブで演奏することも多くて、人気の高い曲となっています。
ライブバージョンは非常にかっこよく、ギターのイントロが流れた時点で爆発するように盛り上がりますね。
サビでは拳を突き上げてしまいますし、思わず一緒に叫んでしまいます。
2022年の武道館コンサートでは炎が噴き出ていましたね。
ものすごく驚きましたし、ステージから離れていてもその熱を感じました。

ライブリハーサルで演奏されたアコースティックバージョンも素晴らしいです。

曲としてはギターがとにかくかっこいです。
イントロ、間奏、アウトロとかなりギターの音を前面に押し出している曲となっていますし、ライブバージョンのかっこよさはより際立っています。
特に間奏のギターはものすごく激しいですし、それに合わせて叫ぶのも最高です。
また、ライブでは曲の最後のドラムの演奏もかっこいいんですよね。
最高に盛り上がります。



まとめ

こんな感じで、浜田省吾の『愛の世代の前に』の紹介でした。
この曲も浜田省吾を代表するロックな曲ですね。
かなり重いテーマの曲ですが、ライブでの演奏は非常に盛り上がります。
拳を突き上げ叫びたくなるような曲です。

それでは、また。

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